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日高女性軽種馬ネットワークが第17回総会、研修会、交流会を開催する

  • 2026年01月23日
  • 日高女性軽種馬ネットワーク“馬女ネット”の第17回総会
    日高女性軽種馬ネットワーク“馬女ネット”の第17回総会
  • 総会後に開かれた研修会
    総会後に開かれた研修会
  • 講師として招かれた北洋ホースクリニック代表・獣医師の佐藤和茂氏
    講師として招かれた北洋ホースクリニック代表・獣医師の佐藤和茂氏

 1月22日、新ひだか町静内本町にある日高生産連ビル3階第1会議室において、日高女性軽種馬ネットワーク“馬女ネット”の第17回令和7年度総会、研修会、交流会が開催された。

 日高女性軽種馬ネットワークは、日高管内の軽種馬生産に係る女性自らが軽種馬女性の経営参画・社会参画に取り組むとともに、その活動をとおして軽種馬振興に寄与することを目的に平成21年に設立。経営技術向上に関すること、軽種馬振興、地域農業振興に関すること、会員相互の情報交換や情報発信に関すること、その他目的達成上、必要なことのための事業を行っている。

 令和7年度は講演会・総会を3回実施。また、JRA日高育成牧場場長の吉田年伸氏と役員との意見交換会は、活動についての助言があり、今後の活動内容や方向性を考える良い機会になったという。

 第17回総会には会長の木田裕子氏をはじめとした役員や会員のほか、来賓としてJRA日高育成牧場場長の吉田年伸氏、生産育成研究室室長の丹羽秀和氏、総務課長の綿貫晋弥氏、公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場次長の山本竜太氏、日高農業改良普及センター所長の須田耕氏らが出席。会長の木田裕子氏は「当会の総会にご出席いただき、まことにありがとうございます。関係者のみなさまにおかれましては、日ごろより当会の活動に対しまして、素晴らしいご理解とご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。昨年度は会員のみなさまのご協力により、事業を無事に進めることができました。改めて感謝申し上げます。今年度も、これまでと変わらぬ関係者のみなさまにお力添えをいただきながら、当会を盛り上げていこうとおもいます」とあいさつした。

 総会後の研修会は、講師として招かれた北洋ホースクリニック代表・獣医師である佐藤和茂氏が「当歳馬のかかりやすい感染症について」を演題に講演。研修会には役員や会員のほか、一般の軽種馬女性関係者なども出席した。

 講師として招聘された佐藤和茂氏は、日本大学獣医学部(現生物資源科学部)獣医学科卒業後、HBA日高軽種馬農業協同組合に入社。日々の生産現場に寄り添った診療に携わってきた。現在は新ひだか町静内田原を拠点に北洋ホースクリニックを開業し、牧場全体の環境や日々の管理を含めた予防的なサポートにも注力しているという。また、自らも繁殖牧場を運営し、生産の現場にとって無理のない、続けられる診療とアドバイスを行っている。

 講演で佐藤和茂氏は、子馬でよく経験する感染症を取り上げ、どの時期に、どんなサインに気づいてあげればよいのかを、実際の現場の感覚を交えながら、現実的で続けやすいヒントを共有できるような事例を説明。日高における感染症の発生状況、感染症の予防、感染症等の発熱など、出席者からの質問にもわかりやすく解説した。