ジェイエス冬季繁殖馬セールが開催される
(株)ジェイエスが主催する「2026冬季繁殖馬セール」が、1月21日、新ひだか町の北海道市場で行われた。名簿掲載頭数は40頭だったが、6頭の欠場と1頭の追加上場馬があり、最終的な上場頭数は35頭(受胎馬20頭、空胎馬15頭)で、売却頭数は24頭(受胎馬11頭、空胎馬13頭)。前年比では上場頭数が3頭減で、売却頭数も2頭減。売却率は0.2pt上回る68.6%を記録したものの、総売り上げは106,810,000円(税込、以下同)で14,080,000円の減少となった。
最高価格馬は米国産のピカリ(5歳、父トワーリングキャンディ)。昨年11月に競走馬登録を抹消されたばかりでの上場だったが、現役時代の最高馬体重が514kgという体躯の持ち主で、先行力を武器に京都競馬場ダート1,200mで勝ち星を記録している。
父トワーリングキャンディは2010年のマリブS(G1)勝馬。種牡馬としても2021年プリークネスS(G1)優勝馬ロンバウアーや昨年のベルモントオークス招待S(G1)勝馬フィオンなどを送り出し、2026年シーズンの種付料は75,000ドルに設定されている人気種牡馬だ。一方の母系は、祖母が米国重賞2勝。おばミミカクシも、UAEオークス(G3)などに勝っている活気あるファミリーだ。100万円のファーストビッドからスタートしたせりは、10万円単位から20万円単位。300万円を超えてからは50万円単位での争奪戦となり、1,200万円からは100万円単位に。最終的には(株)ハクレイファームが34,100,000円で争奪戦にピリオドを打った。
高額第2位は2015年のJRA賞最優秀2歳牝馬メジャーエンブレム産駒のロールオブアームズ(5歳、父ロードカナロア)。シュネルマイスターの産駒を受胎しての追加上場だったが、会場内複数から声がかかり(有)ディアレストクラブが11,000,000円で落札した。
高額第3位はNAR2歳最優秀で東京ダービー馬アランバローズの半妹ナンセイラピッド(7歳、父ザファクター)。先行力を武器に南関東で7勝を記録したダート巧者で、テーオーケインズを受胎しての上場。シンボリ牧場が8,140,000円で購買した。
(株)ジェイエスの服部健太郎社長は「たくさんのご購買をいただき感謝申し上げます。冬季繁殖馬セールは上場頭数を確保することが大きな課題になっており、また昨今はどこの牧場においても馬房に空きがない状態になっておりますが、その中でも魅力ある馬が高く評価されたように、健全な市場が開催出来たと思います。これからも、この市場が幅広い層に認知いただけるよう努力し、より良い市場を開催できるように努力していきたい」とセールを総括した。















