レックススタッドにバトルハーデンがスタッドイン
12月22日、新ひだか町静内目名にあるレックススタッドに、2026年から種牡馬として新たに供用を開始するバトルハーデンが、元気な姿でスタッドインした。
スタッドインしたバトルハーデンは牡5歳の鹿毛。父はドゥラメンテ、母はラヴズオンリーミー、母の父はストームキャットという血統で、半兄は2016年のドバイターフ(G1)、2017年の毎日王冠(G2)、2015年の共同通信杯(G3)などを制覇して父としては2025年のBCクラシック(G1)、2025年のサウジC(G1)などを制覇したフォーエバーヤングなどを送り出したことでも知られるリアルスティール、半姉は2019年のオークス(G1)、2021年のBCフィリー&メアターフ(G1)、2021年の香港C(G1)、2021年の香港Qエリザベス二世C(G1)、2021年の京都記念(G2)などを制覇した2021年のJRA賞最優秀4歳以上牝馬、2021年のエクリプス賞最優秀芝牝馬に選ばれたラヴズオンリーユーになる。
安平町早来源武にあるノーザンファームで生まれたバトルハーデンは現役時代、サンデーレーシングが所有、栗東の矢作芳人厩舎が管理。500kgを超える雄大な馬体から繰り出すダイナミックなフットワークを武器に芝のマイル戦を中心に活躍し、16戦3勝2着2回3着1回の成績を残した。
12月10日付けでJRAの競走馬登録を抹消。11月30日のウェルカムSがラストランになった。
2026年の種付料は受胎条件300,000円(フリーリターン特約付き)、または、出生条件500,000円に決定。事務局の(株)レックスは「体高は170cmもあり、とても立派な馬体をしています。母系は半兄リアルスティール、半姉にラヴズオンリーユーなど数多くの活躍馬がいます。競走馬としては大きなタイトルは獲れませんでしたが、血統的背景から種牡馬としてのポテンシャルは高いと確信しています。ドゥラメンテの後継種牡馬としても貴重な存在になります。年が明けたら試験種付を開始して種牡馬としての準備に入ります。生産関係者の方々におかれましては、配合種牡馬の一頭としてご検討いただき、多くのご利用をよろしくお願いいたします」と話した。















