内藤律子写真展「サラブレッドに導かれて」が開催される
12月12日から17日まで、「富士フイルムフォトサロン 札幌」(札幌市中央区西6丁目1番地富士フイルム札幌ビル 1F)にて、カメラマンの内藤律子さんによる写真展「サラブレッドに導かれて」が開催されている。
1974年からサラブレッドの撮影を始めた内藤さんは、1976年に今井壽惠さんに師事しながら、競馬報知でのカメラマンとして活動を始めていく。
その後はカブラヤオー、シンザン、トウショウボーイといった名馬の撮影を行っていくも、人生を変えたと内藤さんが話すハギノカムイオーとの出会いを機に、ハギノカムイオー本馬だけでなく、その産駒や孫といった血統馬の生涯を追い続けていくようになる。
また、フランスのアガ・カーンスタッドの風景写真や種牡馬、繁殖牝馬の撮影を行っただけでなく、アメリカ・ケンタッキー州ではクレイボーンファームを始め、50頭以上の種牡馬の撮影も行ってきた。
50年以上となるカメラマン生活の中で、7冊の写真集を刊行しており、12月10日に発売された「サラブレッドに導かれて ー内藤律子写真集ー」は8冊目の写真集となるだけでなく、内藤さんのインタビュー掲載された、カメラマン生活の集大成ともなっている。
今回の写真展は、2011年にウインズ札幌と浦河図書館で開催された 「オグリキャップ写真展」以来となっており、また、「サラブレッドに導かれて」の写真展は12月2日から7日に渡って、大阪道頓堀ターフ倶楽部でも開催されていた。
今回の写真展は牧場の四季が表見されているだけでなく、その中には内藤さんが、「これ以上の写真を撮影したいと思いながら、カメラマンを続けています」と語る、「無償の愛」とのタイトルが付けられた、イットーが9番仔となるチュニカオーの生後間もない姿の写真や、写真集の「白の時間 名馬オグリキャップ引退後二十年の日々」で使用されていない、オグリキャップの貴重な写真も展示されている。
会場内では「サラブレッドに導かれて ー内藤律子写真集ー」や、A2判の「サラブレッドカレンダー」と、A4判変形版の「とねっこカレンダー」の発売も行われている。
写真展の開演時間は10時から18時までとなっており、入館は終了10分前まで。会場となる「富士フイルムフォトサロン 札幌」は、地下鉄大通駅の1番出口から徒歩1分の場所となる。















