JBBA静内種馬場で「第2回交流馬術競技大会」開催
新ひだか町の公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場で11月2日、第2回交流馬術競技会が行われた。
JBBA生産育成技術者研修生と静内農業高等学校馬術部員による馬術競技会で、当日は晴天に恵まれ、両団体合わせて約50人がエントリーした。記録や放送、競技会運営は研修生や高校生が協力して行った。一部競技は「BOKUJOB2025研修コース合同見学会・C日程」で訪れていた参加者が見学した。
競技プログラムは「ジムカーナ」、「クロス障害」、「障害80cm」、「障害100cm・鶴見杯」で構成され、選手たちは真剣な様子で挑み、お互いの技術に注目していた。
競技馬は両団体所属の馬たちで、その中には兵庫ジュニアGP(Jpn2)、シリウスS(G3)の勝馬ケイアイレオーネや、ホッカイドウ競馬の大一番・道営記念の覇者クインズサターン、クラシック3冠すべてに出走し、JRA・オープンクラスで活躍したスピリッツミノル、日本ダービー馬ドゥラメンテを破って新馬勝ちしたラブユアマンの姿もあった。
ハーグリーブスとのコンビで「障害80cm」に出場し、第3位になった仲子赤翔さん(JBBA研修生)は「騎乗したハーグリーブスは少し自己主張の強い馬なので、その点に気をつけながらメリハリを大事にして乗りました。下見ではどこから曲がるかをよく確認しました。前回の大会より馬をコントロールできましたし、緊張せずにリラックスして飛べました。タイムよりも大事に乗ることを心がけてゴールしましたが、最終的に第3位になって嬉しかったです。静内農業高等学校の皆さんは全国から馬を学びに来ていて、馬への情熱を感じました。自分も負けていられないなと思いました。今後の研修も気を引き締めて、また新しいことを吸収していきたいです」と、感想を話した。
競技終了後には表彰式があり、上位選手に表彰状と賞品が手渡された。















