静内小学校が北海道静内農業高等学校を見学する
11月6日、新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校(篠原圭校長)において、新ひだか町静内緑町にある新ひだか町立静内小学校4年生(松田陽一校長)の馬の授業が行われた。
この出前授業は静内小学校の総合的な学習の時間の一環。総合的な学習の時間は、学校が地域や学校、児童生徒の実態等に応じて、教科等の枠を超えた横断的・総合的な学習と探究的な学習、協働的な学習をするもので、4年生にとっては2回目の授業になる。
児童を出迎えたのは生産科学科馬事コースの2年生の生徒。生徒は「みなさん、こんにちは。きょうはみんなに乗馬体験と馬の飾りつけをしてもらいます。わたしたちはこの日が来るのを楽しみにしていました。今日はみんなで楽しみましょう」とあいさつした。
馬場では東京都出身の2年生の塚原健太さんがダッチ・ウォームブラッド(KWPN)という品種の8歳の牝馬キスアンドクライに騎乗して馬の歩様や障害馬術を披露。「最初になみあしをお見せします。なみあしはヒトでいうウォーキングと同じです。ヒトにもウマにも優しい歩き方です。次ははやあしです。はやあしは人間でいうジョギングと同じでウマの早歩きになります。これは背中に直接あたるのでヒトもウマもつらいです。ですからけいはやあしという乗り方でやります。けいはやあしはウマの動きに合わせるのでヒトもウマも負担が軽くなります。最後はかけあしです。これはウマが一番はやく走ることができます。静内農業高校から静内小学校まで(約10km)は、だいたい25分で到着できるはやさになります。これからはやあしで障害を飛びます。直接拍手をしたり声を出すとウマがびっくりするので、心のなかで声を出したり拍手をして見ていてください」と説明し、そのあと、最大1mの高さの障害飛越を披露した。体験乗馬では馬に乗って水鉄砲で的に当てる的あてゲームを楽しんだ。
うまうま美容室と題した馬の飾りつけでは、ポーカーフェイスとエミリオブッチがお客さまに扮して登場。児童は慣れない手つきでたてがみを編んで三つ編みにしたり、リボンをつけておしゃれなポーカーフェイスとエミリオブッチに変身させた。















