10月30日、令和7年度第15回門別競馬第3日目が行われた日高町駒丘にある門別競馬場において、GRANDAME-JAPAN2025 農林水産大臣賞典 報知新聞社杯 第28回エーデルワイス賞(Jpn3)の開催を記念したイベントが行われた。

 10時に開門した門別競馬場では、場内のとねっこ広場特設テントにおいて、Plant Labelえんどう豆生まれオリジナルとコーヒー味をセットにした雪印サンプリングプレゼントを先着240人にプレゼント。来場者が推しているジョッキーのタオルマフラーやアクスタキーホルダー等のグッズを身に着ける、もしくは、持ってきた先着50人の来場者には、ハロウィンナイトin門別競馬場〈推し活deハロウィン〉として、エーデルワイス賞(Jpn3 )優勝レイ風マフラータオルがプレゼントされた。

 また、来場者に推しジョッキーや気になる若手ジョッキーへの応援メッセージを書いてもらい、ボードに貼付けてもらうファン参加型イベントも実施し、メッセージを書いた来場者のなかから、ハロウィンデザインの缶バッジが先着100人にプレゼント。和牛バーガー、ハンバーガー串、豚しゃぶカリー、むかわ豚バーガー、豚焼肉丼、豚串、びらとり和牛サイコロステーキ、つぶ串、行者ニンニクフランクといった地元食材を使ったフードを販売するグルメイベント〈むかわ･びらとり･ひだかを満喫!フードカーニバル2025 in 門別競馬場〉は、来場者の胃袋を満たした。

 さらにポラリス☆スタンドJBCビジョン下にて、的場文男元騎手と宮崎光行元騎手のトークショーも実施された。

 的場文男氏は東京シティ競馬(TCK)で知られる大井競馬場に所属し、2025年3月31日付けで引退するまでの51年5か月の騎手生活において、地方競馬騎手として歴代最多の地方競走7,424 勝を挙げたレジェンド。的場文男氏は51年5か月の騎手人生を振り返り｢51年も続けられたのはファンのみなさまの声援があったからこそ。ほんとうに感謝しています｣と頭を下げ、門別競馬場の印象やホッカイドウ競馬出身馬でビッグレースに勝利した愛馬との思い出、現役時代のエピソードなどを明かした。

 宮崎光行氏はホッカイドウ競馬で1984年のデビューから本年6月3日に引退するまでの40年の騎手生活で地方競走2,291勝を挙げたホッカイドウ競馬を代表するレジェンド。宮崎光行氏は騎手人生のなかで最も印象に残っているという、3つのダートグレード競走を制したハッピースプリントとの思い出、エーデルワイス賞(Jpn3)の思い出などを語り、今後については｢まだ何も考えていません｣と話した。