馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊2025が北海道静内農業高等学校を見学

  • 2025年10月15日
  • 体験乗馬を楽しむひだかうまキッズ探検隊
    体験乗馬を楽しむひだかうまキッズ探検隊
  • クイズ形式でウマについて学んだ
    クイズ形式でウマについて学んだ
  • 華麗な障害飛越を披露する生徒
    華麗な障害飛越を披露する生徒

 10月4日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowa(糸井いくみ代表)が主催するひだかうまキッズ探検隊2025は、新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校を見学し、馬とのふれあいを楽しんだ。

 ひだかうまキッズ探検隊は、日高管内の小学校3年生から6年生を対象にした馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。2017年から続けられており、今年で9年目を迎えている。本年度のひだかうまキッズ探検隊2025は、JRA日本中央競馬会による特別振興資金助成事業のひとつとして実施。6月の木村秀則牧場とアロースタッド、ライディングヒルズ静内、7月のビッグレッドファーム、7月のJRA日高育成牧場と軽種馬育成調教センター、9月の札幌競馬場と引退競走馬見学に続く今回は、20人のキッズが参加した。

 北海道静内農業高等学校は1978年に開校。食品科学科と生産科学科の2学科があり、生産科学科では国内の公立高校として唯一、軽種馬生産を授業の一環で行っている。今年の北海道セプテンバーセールでは、生徒が育てたカラヴァッジオ産駒のナリタトップスター2024を9,350,000円(税込)で、ミスチヴィアスアレックス産駒のアツコ2024を3,520,000円(税込)で売却している。

 北海道静内農業高等学校では生産科学科の馬利用研究・繁殖研究コースや馬術部の生徒が「ひだかうまキッズ探検隊のみなさん、こんにちは。今日は静内農業高校に遊びに来てくれてありがとうございます。わたしたち高校生もみなさんに会えるのをとても楽しみにしていました。今日は楽しい一日にしていきましょう」と出迎え。馬博士になろうをテーマに「ウマのひづめはどっち?」、「ウマをさわるとき、正しいさわりかたはどっち?」、「ウマの歯はどっち?」、「ウマはキャベツを食べられる?」、「ウマはなんさいまで生きられる?」、「ウマは暗いところでも目が見える?」などクイズ形式でウマについて勉強した。

 また、馬場では生徒による華麗な障害飛越を披露。馬上から水鉄砲を使っての的当てや輪投げといった体験乗馬、ゴムブラシや毛ブラシを使っての馬の手入れも行われた。