ひだかうまキッズ探検隊が種馬場を見学
10月11日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowa(糸井いくみ代表)が主催する、ひだかうまキッズ探検隊2025は、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドと新ひだか町静内目名にあるレックススタッドという2つの種馬場を見学した。
ひだかうまキッズ探検隊は、2017年から続く馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。地域の子どもたちに馬に興味を持ってもらう目的で、ひだかうまキッズ探検隊2025は、日高管内の小学校3年生から6年生を対象に、JRA日本中央競馬会による特別振興資金助成事業のひとつとして行われている。
6月の木村秀則牧場とアロースタッド、ライディングヒルズ静内、7月のビッグレッドファーム、7月のJRA日高育成牧場と軽種馬育成調教センター、9月の札幌競馬場、引退競走馬、10月の北海道静内農業高等学校に次ぐ今回は、2つの種馬場で種牡馬の仕事について学ぼうがテーマ。25人のキッズが参加した。
アロースタッドでは2021年、2023年の東京スプリント(Jpn3)、2021年のクラスターC(Jpn3)などを制覇し、本年から種牡馬として供用されているリュウノユキナ、2020年のカペラS(G3)、2020年の東京盃(Jpn2)、2020年、2024年の東京スプリント(Jpn3)などを制覇し、来年から種牡馬生活を開始するジャスティン、2023年のドバイワールドC(G1)、2022年、2023年の東京大賞典(G1)、2023年の川崎記念(Jpn1)、2023年の日本TV盃(Jpn2)などを制覇し10月1日にスタッドインしたばかりのウシュバテソーロを見学。キッズは目の前に展示された種牡馬の名前、顔や体の特徴、年齢、生まれた牧場、お父さんの名前、勝ったレース、獲得賞金などを書き込んだ。
また、レックススタッドでは2021年の菊花賞(G1)、2022年の天皇賞(春)(G1)、2022年の宝塚記念(G1)、2022年、2023年の日経賞(G2)、2021年の弥生賞ディープインパクト記念(G2)などを制覇し、2024年から種牡馬として供用されているタイトルホルダー、2023年の大阪杯(G1)、2022年の札幌記念(G2)、2022年の金鯱賞(G2)などを制覇し今年から種牡馬になったジャックドールを見学。成績などを書き込んだほか、ジャックドールのスケッチをした。
キッズは種牡馬展示会、種付シーズン、定期種畜検査、臨時種畜検査、どんな馬が種牡馬になるのか、オフシーズンの種馬場など、種牡馬の生活ぶりや種馬場の一年間について理解した。