胆振軽種馬農協青年部のノーザンファームミックスセール上場馬視察研修が行われる
10月8日、安平町早来源武にあるノーザンファームにおいて、胆振地区の若手生産関係者で組織されるIBA胆振軽種馬農業協同組合青年部(岩崎義久部長)による、ノーザンファームミックスセール2025上場馬視察研修が行われた。
ノーザンファームミックスセール2025上場馬視察研修は、IBA胆振軽種馬農業協同組合青年部の事業のひとつ。ノーザンファームミックスセールが始まった2022年から行われている。今年はIBA胆振軽種馬農業協同組合青年部の橋本善太副部長をはじめとした青年部員、ノーザンファーム、社台ファーム、追分ファーム、レイクヴィラファームなどのスタッフら約40人が参加した。
ノーザンファーム空港に集まった参加者は、最初に当歳の上場予定馬66頭すべてを視察。セール事務局は上場馬の血統、生年月日、性別、出生時の馬体重と最新の馬体重、離乳した時期、現在の繋養地へ移動してきた日、リザーブ価格、何番仔になるかなどを説明した。当歳の上場馬はイクイノックス、エピファネイア、キズナ、キタサンブラック、コントレイル、スワーヴリチャード、ドレフォン、ナダル、モーリス、リアルスティール、ロードカナロア、アメリカンファラオ、キングマンといった有名種牡馬の産駒が目白押しだ。
繁殖牝馬は68頭の上場予定馬から、未供用馬25頭を視察。参加者は上場予定馬のコンフォメーションや歩様、コンディションなどを細かくチェックした。
ノーザンファームミックスセール2025はノーザンホースパークが主催。国内のサラブレッド市場としては、当歳馬と繁殖牝馬を同日開催するセールとして知られている。今年は10月21日に苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークにて開催。名簿掲載頭数は追加上場馬を含め当歳馬が68頭、繁殖牝馬が69頭になる(欠場馬含む)。セール当日は開場が8時45分、展示(所定エリアで一斉展示)が9時から10時、セール開始が10時30分となっている。