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社台スタリオンステーション放牧見学会が行われる

  • 2025年10月15日
  • 社台スタリオンステーション放牧見学会
    社台スタリオンステーション放牧見学会
  • 元気な姿を見せるサトノクラウン
    元気な姿を見せるサトノクラウン
  • トウカイテイオーの墓碑
    トウカイテイオーの墓碑

 10月4日、苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークによる、社台スタリオンステーション放牧見学会が行われた。

 この放牧見学会は、日本を代表する種牡馬が暮らす安平町早来源武にある社台スタリオンステーションの敷地内の放牧場にて有名種牡馬の見学や、ディープインパクトをはじめとした名馬たちのお墓参りができる日時限定プラン。2022年から社台スタリオンステーションの協力により毎年秋に行われている。

 今年は10月4日、5日、6日、11日、12日、27日、11月2日、8日、9日、10日、15日、16日、17日の合計13回を予定。自車プラン(ノーザンホースパークから社台スタリオンステーションまで自車やタクシーで移動するプラン)とシャトルバスプラン(ノーザンホースパークから社台スタリオンステーションまで専用バスで移動するプラン)があり、自車プランは各日25組(1組につき車1台最大10人、シャトルバスプランの開催日は各日20組)で1組2,000円(税込、入園料別途)、シャトルバスプランは各日40人で1人2,500円(税込、入園料別途、小学生未満無料)となっているが、9月21日より予約を開始したところ、すぐに全開催日の予約が埋まったという。

 見学が可能な種牡馬は、2014年のJRA賞最優秀3歳牡馬のイスラボニータ、2021年のJRA賞年度代表馬のエフフォーリア、2023年の日本ダービー馬タスティエーラの父として有名なサトノクラウン、2019年のJRA賞最優秀3歳牡馬のサートゥルナーリア、2024年の総合ファーストシーズンサイアーチャンピオンになったナダル、2024年のオークス馬チェルヴィニアなどの父として有名なハービンジャー、今年の天皇賞(春)(G1)に勝ったヘデントールの父として有名なルーラーシップ、2017年の日本ダービー馬レイデオロの8頭。天候や開催日によって放牧されない種牡馬もいる。

 自家用車やレンタカー、シャトルバスで見学に訪れたファンは、見学台や放牧地の柵越しに、一眼レフカメラやスマートフォンで写真や動画を撮影。トウカイテイオーやディープインパクト、キングカメハメハ、クロフネの墓碑の前で手を合わせる姿もあった。

 社台スタリオンステーション放牧見学会の詳細はこちら