馬産地ニュース

10月1日にオープンした「とみくる」で「日高サラブレッドサブレ」の発売が開始される

  • 2025年10月02日
  • 「とみくる」は富川地区の中心部にあり、門別競馬場ともほど近い
    「とみくる」は富川地区の中心部にあり、門別競馬場ともほど近い
  • 「日高サラブレッドサブレ」は限定商品となっている
    「日高サラブレッドサブレ」は限定商品となっている
  • ホッカイドウ競馬グッズも数多く発売
    ホッカイドウ競馬グッズも数多く発売
  • オンラインでも人気のレモンポップグッズ
    オンラインでも人気のレモンポップグッズ
  • レモンスカッシュならぬ、レモンポップ
    レモンスカッシュならぬ、レモンポップ
  • キタサンブラックの肩掛けも展示
    キタサンブラックの肩掛けも展示

 10月1日、日高町富川に「富川にみんな来る」から名付けられた、大型複合施設の「とみくる」が開業した。

 「とみくる」はバスターミナル、行政施設、多目的ホールなどが集約されているだけでなく、「観光ナビとみくるマルシェ」では、競走馬をモチーフとした、「日高サラブレッドサブレ」の発売も始まった。

 「日高サラブレッドサブレ」は、常温でも持ち運びが可能な日高町ならではの名産品を作るべく、スイーツ開発プロジェクトが始動。札幌で人気洋菓子店「Patisserie Bliss Bliss」を営む、オーナーパティシエの中本勉氏の監修の下、町内の企業である北海道日高乳業の高品質なバターを惜しみなく使用した、サブレの開発に至った。

 サブレのフレーバーは「バター」「チーズ」「日高昆布」の3種類。「チーズ」と「日高昆布」はバターサブレのコクや甘みの中に、塩味や旨味も加わっている。

 3種類のフレーバーを個々に味わえる日高サラブレッドサブレ袋(税込700円)に加えて、 8枚入りのバター缶、バターとチーズがそれぞれ4枚入った缶、バターと日高昆布がそれぞれ4枚入った缶と、3種類が展開されている「日高サラブレッドサブレ缶」(2,000円(税込))には、町内の「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」から提供された繋養馬3頭(アドマイヤジャパン、タニノギムレット、ドーブネ)のパッケージ写真が使われている。

 この日は個数を限定しての販売となったが、11時の開店から町民や競馬ファンが駆け付け、パッケージやフレーバーを吟味しながら、複数の缶を購入していく姿も見られた。

 また「観光ナビとみくるマルシェ」では、Tシャツやキャップといった門別競馬場グッズに加えて、日胆サドラーで取り扱っているホッカイドウ競馬のジョッキータオルといった各種の競馬グッズの発売も行われている。

 レモンポップのゼッケンが展示されたコーナーでは、ゴドルフィン・ジャパンのオンラインショップで取り扱っている、レモンポップのジャケットやキャップなどの発売も行われていた。そして、店内にあるカフェではレモンスカッシュを「レモンポップ」との名称で販売。プラスチックのカップには、現役時代のレモンポップをあしらったプリントがされている。

 多目的ホールの中には日高町で誕生したキタサンブラック、モーリス、レモンポップの肩掛けも展示されており、その前で写真撮影を行う競馬ファンの姿もあった。

 「観光ナビとみくるマルシェ」は10時から19時までのオープン。テイクアウトカフェの閉店時間は18時までとなっている。定休日は月曜(祝日の場合は翌平日)と年末年始となっている。