ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで一般見学開始
8月16日、日高町富浜にあるダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスにおいて、2025年度の一般見学が始まった。
ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスは、アラブ首長国連邦ドバイの首長であるシェイク・モハメド氏が設立した国際的なレーシング組織であるゴドルフィンの日本法人ダーレー・ジャパンが運営する種牡馬を繋養する種馬場。2005年に開設された。
これまでにアルカセット、ファンタスティックライト、ルールオブロー、ザール、ストーミングホーム、ディクタット、ディープスカイ、コマンズ、キングズベスト、ストリートセンス、ハードスパン、モンテロッソ、ディスクリートキャット、フリオーソ、アドマイヤムーン、ホークビルといった日本のみならず世界各国のチャンピオンホースを繋養。本年は新種牡馬として新たに2023年、2024年のJRA賞最優秀ダートホースのレモンポップを導入し、パレスマリス、アダイヤー、フクム、ヨシダ、パイロ、サンダースノー、ファインニードル、アメリカンペイトリオット、タワーオブロンドン、タリスマニック、ウィルテイクチャージという12頭体制で、約1,400頭の繁殖牝馬と交配したという。
見学初日の16日には、この日を待ち望んでいた約40人の競馬ファンが来場。注意事項が書かれた受付用紙に必要事項を記入して種牡馬と対面した。
見学ではダーレー・ジャパン ノミネーションオフィスのスタッフがガイド役を務め、それぞれの種牡馬の競走成績や血統、産駒成績、性格、現役時代のエピソード、種牡馬生活の様子などを説明。希望者には希望の種牡馬にニンジンを食べさせてあげるサプライズもあった。
ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスの見学期間は8月16日から10月31日までの月曜日、金曜日、土曜日(ただし9月6日、9月13日の土曜日は見学不可)。時間は14時30分から15時30分となる。
見学当日は、14時30分までにダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスの入口ゲートに集合。渡された見学申請書に同意・記入の上入場する。
注意事項は下記の通り。
・見学時間(14:30から15:30)の厳守をお願いいたします。
・厩舎、施設内、放牧地は立ち入り禁止です。
・場内では必ず牧場スタッフの指示に従ってください。
・馬には絶対に触らないでください。
・馬には絶対に食べ物を与えないでください。
・馬を刺激しないよう、大きな音や声を出さないでください。
・場内での傘の使用は禁止です。
・場内はすべて禁煙です。
・お子様をお連れの方は、危険がないよう十分ご注意ください。
・ペットの持ち込みは禁止です。
・写真撮影は可能ですが、動画撮影およびフラッシュ撮影は禁止です。
・撮影した写真をSNS等へ投稿するのは、お控えください。
・繋養馬情報に記載されている見学可の馬以外は見学できません。
・自撮り棒を使用して撮影したい場合は牧場スタッフにご確認ください。