馬産地ニュース

第9回びらとり馬の絵コンテストの表彰式が行われる

  • 2025年08月13日
  • 表彰された4人の授賞者
    表彰された4人の授賞者
  • あいさつする平取町軽種馬生産振興会中田亨会長
    あいさつする平取町軽種馬生産振興会中田亨会長
  • 67点の応募があった第9回びらとり馬の絵コンテスト
    67点の応募があった第9回びらとり馬の絵コンテスト

 8月4日、平取町軽種馬生産振興会(中田亨会長)は、平取町本町にあるふれあいセンターびらとり1階において、第9回びらとり馬の絵コンテストの表彰式を行った。

 びらとり馬の絵コンテストは、平取町内の小学生を対象に、「馬」の絵の制作を通じて馬への親しみや関心をもってもらい、作品を公共施設等にて展示することにより、地域住民に広く観てもらい、平取町の「馬」に関わる地域文化の定着を図ることを目的としたイベント。平取町軽種馬生産振興会の主催で2017年から行われており、平取町、平取町教育委員会、びらとり農業協同組合、日高軽種馬農業協同組合、ホッカイドウ競馬(北海道軽種馬振興公社)が協賛している。今年は6月20日までの応募期間に昨年より10点ほど多い67点の応募があったという。

 コンテストでは、平取町軽種馬生産振興会会長、平取町町長、平取町教育委員会教育長、びらとり農業協同組合代表理事組合長らが審査員となり、67点の作品から10点の入賞作品を選定。7月25日から8月6日まで、ふれあいセンターびらとり1階ロビーにおいて第9回平取馬の絵コンテスト作品展示会が開催され、入賞作品を含めた67点の力作が展示された。

 表彰式には中田亨振興会会長や遠藤桂一町長、授賞者、授賞者の家族らが出席。中田亨振興会会長は「本日はお忙しいなか、表彰式にご出席いただきまことにありがとうございます。授賞された4名のみなさん、ほんとうにおめでとうございます。この馬の絵コンテストは、町民のみなさんに馬に親しみを持ってもらうために開催しています。どの作品も素晴らしかったのですが、そのなかから4点の授賞作品を選びました。これを機会に地域の産業である軽種馬というものに興味を持っていただけたらうれしいです」とあいさつした。

 表彰式では平取町軽種馬生産振興会会長賞に選ばれた「馬の家族」を描いた紫雲古津小学校4年生の大竹礼人さんに対して中田亨振興会会長が、平取町長賞に選ばれた「富士山と桜に囲まれた馬」を描いた振内小学校3年生の本多澄香さんに対して遠藤桂一町長が、平取町教育長賞に選ばれた「かけぬける馬」を描いた平取小学校4年生の岡本朝葵さんに対して松田拓美教育長が、JA平取賞に選ばれた「はく力のある馬」を描いた平取小学校6年生の福嶋美月さんに対して福本秀雄代表理事組合長が表彰。それぞれの授賞者には賞状や記念品が贈呈された。

 平取町軽種馬生産振興会会長賞を授賞した大竹礼人さんは「とてもうれしいです。馬が棒のようにならないように注意して描きました。仲の良い親子、仲の良い家族だなとおもって描きました」と話した。