観光周遊バス「ロマン・ロード号」の運行が始まる
8月2日、新ひだか町の一般社団法人新ひだか観光協会(田村直人会長)は、観光周遊バス「ロマン・ロード号」の運行を開始した。
観光周遊バス「ロマン・ロード号」は、1994年から運行。牧場巡りと見学をしながら、有名種牡馬との対面、乗馬施設で馬とのふれあい、乗馬体験など、馬産地ならではの観光周遊が楽しめる人気のバスツアーとして知られている。昨年は7日間運行し、道外102人、道内26人の合計128人が参加したという。
運行初日となった2日は、このバスツアーを楽しみにしていた熱心な競馬ファンなど8人が参加。大阪府や神奈川県など全国から旧JR静内駅にある新ひだか町観光情報センター「ぽっぽ」に集まった。
9時5分に出発した一行は、新ひだか町静内田原にある小国スティーブル、新ひだか町静内田原にあるアロースタッド、新ひだか町静内田原にある公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場、新ひだか町静内目名にあるレックススタッド、新ひだか町静内神森にある競走馬のふるさと日高案内所、新ひだか町静内木場町にあるAiba静内(J-PLACE静内)、新ひだか町静内真歌にあるライディングヒルズ静内、新冠町明和にあるビッグレッドファーム、新冠町朝日にある優駿メモリアルパークを巡回。小国スティーブルではデビュー前の2歳馬の調教を、アロースタッドではカリフォルニアクローム、シニスターミニスター、カフェファラオ、テーオーケインズ、ファストフォースなどを、レックススタッドではタイトルホルダー、ダンシングプリンス、マカヒキ、エイシンフラッシュ、ロゴタイプなどを、ビッグレッドファームではゴールドシップ、ウインブライト、ダノンザキッドなどの種牡馬を見学した。今年から新たな巡回先になった公益社団法人日本軽種馬協会静内種馬場では、新種牡馬のステラヴェローチェをツアー参加者の前でお披露目した。
参加者にはJRA日本中央競馬会のオリジナルグッズをプレゼント。アロースタッド、レックススタッドのスタリオンブックが当たる抽選会も行われた。
料金は大人9,000円、小学生4,500円、幼児無料。オプションの体験乗馬は660円になる。定員は25人。最少催行人数は5人で、10日前までに最少催行に達しない場合は運行中止になる。料金には昼食が含まれており、「日高つぶめし」のほか3種類が提供予定になっている。静内エクリプスホテル、ホテルローレル、ホテルサトウ・ホテルアネックスインには、室数限定でインターネット限定プラン「ロマン・ロード号宿泊パック」もある。
予約申し込みは一般社団法人新ひだか観光協会まで(TEL.0146-42-1000)。受付時間は9時から17時となっている。運行期間は8月2日から10月25日までの毎週土曜日。