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「ホッカイドウ競馬PRイベントin札幌競馬場」が開催

  • 2025年08月06日
  • オリジナルグッズも人気だった
    オリジナルグッズも人気だった
  • トークショーを行った石川倭騎手(中央)宮内勇樹騎手(右)
    トークショーを行った石川倭騎手(中央)宮内勇樹騎手(右)
  • 特別展示された門別競馬場と札幌競馬場の砂
    特別展示された門別競馬場と札幌競馬場の砂
  • 様々なイベントが行われた
    様々なイベントが行われた
  • 用意した3,000個の「かるじゃが」はあっという間に底をついた
    用意した3,000個の「かるじゃが」はあっという間に底をついた

 8月3日、北海道札幌市のJRA札幌競馬場で8月14日に行われる「北海道スプリントC(Jpn3)」、28日に行われる「ブリーダーズGC(Jpn3)」の告知を兼ねた「ホッカイドウ競馬PRイベントin札幌競馬場」が開催された。

 この日の札幌競馬場は好天に恵まれたこともあって1万7,000人近いファンが来場。ファンファーレホールに設置されたブースでは先着3,000人に用意されたホッカイドウ競馬オリジナル「かるじゃが(うましお味)」は1時間余りで底をつき、ホッカイドウ競馬公式LINEに当日新規登録を行った人を対象に用意されたホッカイドウ競馬オリジナルクリアファイルも人気となった。ほか、日高町物産展も同時に開催。「ヨーグルッペ」「夏アスパラ」などの自然豊かな日高町の特産品やホッカイドウ競馬のオリジナルグッズ「帽子フラットバイザー」「ジョッキーマフラータオル」「ジョッキーアクリルスタンド」などのグッズも注目を集めていた。

 また、門別競馬場と、札幌競馬場のダートコースの砂を設置。大勢のファンが興味深そうに門別競馬場で使用されているオーストラリア産の砂と、青森県と新潟県で採取している札幌競馬場の砂を手に取りながら、その違いを確認した。

 昼休み時間を利用し、スタンド前ステージで行われた「ホッカイドウ競馬騎手トークショー」にはホッカイドウ競馬を代表する石川倭騎手と、北海道出身でデビュー3年目の宮内勇樹騎手が登場。2人とも「緊張している」と言いながらも、軽快なトークで集まったファンを沸かせた。

 宮内勇樹騎手は「札幌競馬場は思っていたよりも小回りで、直線も短く乗り方が難しいコース」と印象を述べ「この競馬場で騎乗して勝ちたい」と目標を掲げ、石川倭騎手は「小回りコースなので内枠が有利かもしれないが、色々考えながら乗ることが出来るので外枠の方が好きです」と述べ「再来週(コスモス賞)は乗りに来ます(ニューアライブ=齊藤正弘厩舎) ので、よろしくお願いします」と拍手を浴びた。

 最後に2人は、この日のメイン競走となるクイーンS(G3)の予想を行い、宮内勇樹騎手が3連複馬券の軸として4番人気3着のフェアエールングを、石川倭騎手が馬連予想の中心馬として2番人気2着ココナッツブラウンを推奨。見る目の確かさもアピールした。

 イベントを終えたホッカイドウ競馬の広報は「足を運んでいただいた多くの方、場所を提供いただいた札幌競馬場に感謝申し上げます。想像以上の方がホッカイドウ競馬に興味を持っていただいていることを実感し、身が引き締まる。札幌競馬同様に、門別競馬もお楽しみください」と笑顔で暑い1日を振り返った。

 ホッカイドウ競馬「グランシャリオナイター」の2025シーズンは、4月16日に門別競馬場で開幕。11月13日までの85日間をナイターで開催されている。