馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊2025がライディングヒルズ静内でうまとふれあう

  • 2025年06月30日
  • ライディングヒルズ静内でうまとのふれあいを楽しんだ
    ライディングヒルズ静内でうまとのふれあいを楽しんだ
  • 体験乗馬を楽しんだ
    体験乗馬を楽しんだ
  • 厩舎作業を体験した
    厩舎作業を体験した

 6月28日、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowa(糸井いくみ代表)が主催するひだかうまキッズ探検隊2025は、新ひだか町静内真歌にある乗馬施設「ライディングヒルズ静内」において、うまとのふれあいを楽しんだ。

 「ひだかうまキッズ探検隊2025」は、JRA日本中央競馬会による特別振興資金助成事業のひとつ。「日高をもっと知りたい」、「うまと“ともだち”になりたい」、「いろんなうまに会いたい」をテーマに、馬産地日高で馬と軽種馬産業を「見て・体験して・知る」を目的とした取り組みで、日高管内の小学校3年生から6年生を対象にしている。

 2017年から続けられており、今年で9年目を迎えた。この日は「うまとたくさんふれあって、仲良くなろう!」をテーマに25人が参加した。

 ライディングヒルズ静内は、乗馬の楽しさ、馬とふれあうことの素晴らしさを知ってもらうよう、また、馬とのふれあいを通して、郷土のさらなる活性化を図ることを目的に2001年10月に開場。

 クラブハウス、覆馬場(屋内運動場)、20か所の馬房、5か所の蹄洗場などがある木造一部2階建ての厩舎、乗馬用調教・調整、初心者レッスン用の2か所の丸馬場、日中・好天時使用の4,901m2の角馬場、13,150m2ある4か所の放牧地、95,000 m2のトレッキングコースなどの施設を備えており、馬とのふれあいや乗馬を通しての情操教育、障がい者の体験乗馬による心身の機能回復、健康づくりや生涯学習、後継者育成など、教育・保健・福祉の向上に貢献する社会教育施設として管理運営をしている。

 体験乗馬、乗馬レッスン、トレッキングなどを楽しむことができるほか、馬のお世話体験教室、子ども乗馬教室、町民経験者教室、町内の小中学校のふるさと学習、幼稚園や保育所の体験乗馬といった教育事業、平取養護学校静内ぺテカリの園分校サイドウォーカー研修やあそぶんDAY(出張体験乗馬)、北海道静内農業高等学校のデュアル派遣実習やインターンシップ、蹄鉄かざりづくり(生涯学習講座)、子育て支援センター(体験乗馬・馬車)、町内の小学校の教職員研修、町内の中学校の職場体験、中学校への出張乗馬学習といった受け入れ事業も行っている。

 25人の探検隊は2つのグループに分かれて、厩舎作業と引き馬を体験。厩舎作業体験ではフォークやボロミといった道具の使い方を覚えた。
 引き馬体験では手綱の持ち方や発進と停止の方法を覚えてスラロームなどを体験。グーフィーとハナコが探検隊のパートナーを務めた。
 洗い場ではグーフィーとハナコにニンジンをあげたほか、手入れを体験。感謝の気持ちを込めてブラシやタオルで体をきれいにした。探検隊は「うまとふれあえて楽しかったです。ありがとうございました」と笑顔を広げた。