胆振軽種馬農業協同組合青年部のセレクトセール上場馬視察研修が行われる
6月25日、胆振管内の牧場後継者や若手軽種馬生産関係者で組織される胆振軽種馬農業協同組合青年部(岩崎義久部長)によるセレクトセール上場馬視察研修が行われた。
この視察研修は青年部の事業のひとつとして実施される恒例イベント。今年の研修には青年部員や青年部員が所属する牧場のスタッフなど約40人が参加した。
一行は午前中に、千歳市東丘にある社台ファーム、安平町追分向陽にある追分ファーム、安平町東早来にある追分ファームリリーバレーを視察。苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークで昼食を食べ、午後からは安平町早来富岡にあるノーザンファームYearling、安平町早来富岡にある白老ファームYearling、安平町早来源武にあるノーザンファームと6箇所の牧場を、分刻みのハードスケジュールで走り回った。
1歳はスターズオンアースの半弟、アドマイヤズームの半弟、ローシャムパークの半弟、サンライズジパングの半弟、アリーヴォの半弟、グレナディアガーズの半妹、フォーエバーヤングの半弟、アスコリピチェーノの半妹、リバティアイランドの半弟、アルナシームの半弟、メジャーエンブレムの牝駒、アーテルアストレアの半弟、モリアーナの半妹、リスグラシュー半弟といった重賞勝馬のきょうだいや子ども、1歳世代がファーストクロップになるエフフォーリア、グローリーヴェイズ、海外に繋養されるフライトライン、ジャッキーズウォリアー、キャンディライドなど約60頭を視察。
また、そのほかに追分ファームリリーバレーでは北海道セレクションセールに上場される1歳馬6頭も展示された。
当歳は、エピファニーの全弟、ファインルージュの半弟、カラクレナイの牡駒、ラーゴブルーの牡駒、ストロングタイタンの半弟などの兄や姉、母が重賞勝馬、当歳がファーストクロップになるイクイノックス、グレナディアガーズ、ウエストオーバー、パレスマリス、シュネルマイスター、タイトルホルダー、ピクシーナイト、ダンシングプリンスの産駒を含め40頭以上を見学した。
それぞれの牧場では担当者が、父馬の血統や競走成績、産駒成績、母の血統、生まれたときの馬体重と現在の馬体重、リザーブ予定価格などを説明。参加者はコンフォメーション、歩様などに熱い視線を送った。