小野楓馬騎手のスペシャルトークショーが開催される
4月5日、石狩市のAiba石狩にて、ホッカイドウ競馬に所属する小野楓馬騎手のスペシャルトークショーが開催された。
小野楓馬騎手は2000年生まれの新ひだか町出身。静内農業高校に入学するも、騎手を目指して2年生の頃に高校を中退すると、地方競馬教養センターの第97期騎手候補生となる。
2019年に教養センター卒業とともに騎手免許を取得。4月17日に門別競馬場でデビューを果たすと、翌18日にはアースヒメで初勝利をあげている。
デビュー後は着実にリーディングの順位を上げていき、2024年には自己最高となる92勝をあげて、リーディング4位となっただけでなく、その年のJBC2歳優駿(Jpn3)をソルジャーフィルドで優勝している。
この日のトークショーは三部構成で行われた。第一部と第二部では勝負服姿でステージに登場。競馬キャスターの坂田博昭さんとのクロストークでは、騎手を志した経緯や、初勝利の思い出について語った。
また、ホッカイドウ競馬の特徴でもある、開幕と同時に行われる2歳戦についての話や、その際に行ってきた2歳馬の馴致などについても、分かりやすい説明を行っていた。
坂田博昭キャスターから今年の目標について尋ねられた小野楓馬騎手は、「年間100勝とリーディング5位以内が1つの目標とはなりますが、この成績を維持していくのも大事だと考えています。騎乗をさせていただくどのレースも勝ちたいと思っていますし、その中にはホッカイドウ競馬の三冠レースや道営記念だけでなく、JBC2歳優駿(Jpn3)も連覇できるように頑張っていきたいです」と話すと、詰めかけたファンからは拍手が起こっていた。トークショーの後には、6日に行われた大阪杯(G1)のレース展望をしただけでなく、じゃんけん大会の勝者にはサイン入りゴーグルをプレゼント。また、握手会とサイン会だけでなく、ツーショット撮影会も行うなど、時間の許す限りファンサービスに努めていた。