育成調教技術者養成研修の体験入学会が行われる
3月28日、浦河町西舎にある公益財団法人軽種馬育成調教センター(BTC、草野広美理事長)において、育成調教技術者養成研修の体験入学会が行われた。
育成調教技術者養成研修は、馬に関する体系的な技術・知識を習得させ、育成調教業務の技術的中核となる人材を養成し、就労の支援を行うことにより軽種馬の生産・育成者の経営基盤の安定、強化を図ることを目的としたもの。1年間の研修で、前半の6か月間は軽種馬の育成調教技術者として就労するための基礎的な知識・技術の習得を目標とし、後半の6か月間では前半の6か月間で学んだ知識・技術をさらに深めるとともに、若馬の馴致・初期調教を含めより実践的な技術の習得を目標としている。1992年の開講以来約600人の人材を競馬サークルに送り出している。
体験入学会は例年だと7月から実施していたが、本年から研修の願書締切を9月から8月に1か月ほど早めたこともあり、はじめて3月に実施。これまで通り、7月にも体験入学会を開催する予定という。この日は地元の北海道はもとより、遠くは九州の沖縄県から、11歳から29歳までの21人が参加した。
参加者は直線2,000mの芝馬場や1,600mと800mのトラック馬場、1,600mと1,200mの直線砂馬場、屋内の1,000m直線ウッドチップ馬場、600mトラック砂馬場、1,000m坂路馬場といったBTC調教場の施設を見学。1年の集団生活を送る、完全個室、風呂トイレ、冷暖房、フリーWi-Fi完備のあかしあ寮にも入り、教室やトレーニングルーム、食堂にて、寮生活のついての説明を受けた。トレーニングルームにあるホースシミュレーターも体験した。
研修施設の覆馬場では昨年4月に入講して研修に励む育成調教技術者養成研修第42期生の騎乗訓練の様子を見学。1年弱の研修で研修乗馬を自在に操る第42期生の姿に自分を重ねた。
2026年春に開講する育成調教技術者養成研修第44期生の願書は4月9日受付開始。応募締切は8月1日(書類必着)になる。
応募資格は、研修修了後、必ず軽種馬の生産・育成に3年以上携わることのできる者、入講時、中学校卒業以上の学歴を有する者、厩舎作業及び騎乗訓練を行うのに支障がない者で、乗馬経験不問、※研修中途退所の場合、又は研修修了後に軽種馬の生産育成への就労期間が3か年に満たない場合には、研修に要した費用の全部又は一部を請求することがある。
募集人員は27名程度。研修期間は2026年4月から約1年間になる。研修費用は125,000円(食費含む。土日および年末年始の食費除く)。条件により、公益社団法人競走馬育成協会の修学奨励金を受けることができる。
選考方法は第1次選考が書類審査で合否結果は2025年8月8日BTCのHPに掲載予定。第2次選考は8月下旬から9月上旬にかけて関西、関東、浦河地区で行われる予定だ。2023年度以降の体験入学会と研修見学の参加者、2023年度以降のBOKUJOB働こう体験会、合同体験入学会の参加者は関西・関東地区での受験が可能になる。合否結果は2025年9月5日。研修に関する詳細、問い合わせは公益財団法人軽種馬育成調教センター教育課(tel.0146-28-1001 9:00~17:00土日祝休。kyoiku@b-t-c.or.jp)まで。