馬産地ニュース

第8回浦河高校写真部BTCフォトコンテスト作品展が開催される

  • 2025年03月28日
  • 浦河町で開催されたBTCフォトコンテスト写真展
    浦河町で開催されたBTCフォトコンテスト写真展
  • 「理事長賞」を含めた5つの入賞作品
    「理事長賞」を含めた5つの入賞作品
  • 全22点の応募作品が展示された
    全22点の応募作品が展示された

 3月5日から3月26日まで、浦河町大通にある浦河町立総合文化会館1階玄関ホール(図書館入口付近)において、北海道浦河高等学校(齊藤雄大校長)写真部による「第8回浦河高校写真部BTCフォトコンテスト」の写真展示が開催された。

 浦河高校写真部によるBTCフォトコンテストは2017年から開催。これまでの作品はBTCのPRとしての利用やBTCニュースへの掲載のほか、JRA日高育成牧場展望台や浦河町内の施設などで展示され好評を得ている。

 第8回の撮影は5月から9月の土曜日や祝日、夏休みを利用して、BTC調教場内やBTC研修施設で実施。部員ひとりひとりが工夫を凝らし、それぞれの個性を生かした作品作りに励んだという。

 フォトコンテストでは、BTC役職員の投票により「理事長賞」および「優秀賞」2作品、特別賞として「JRA日高育成牧場賞」と「日高振興局賞」を選定。1月に各授賞者の表彰式が行われた。

 写真展では入賞作品5作品を含め全22点を展示。理事長賞を受賞した松本怜さん(3年生)の作品「これだけは譲れない」は、並走して調教している育成馬を的確な構図でとらえた技術的な高さが評価された。

 浦河高等学校写真部は2015年に写真同好会として設立。1年次生5名でのスタートで、最初はカメラの操作方法や撮影技術、構図のとらえ方などに苦労したが、学校内での活動(校舎風景、部活動、学校行事などの撮影)に加えて、浦河町や近隣町村の風景、産業、町民などの撮影を通して徐々に力をつけ、2017年には部員が20名近くになり、写真部として昇格を果たした。部昇格後も、個々の感性や技術力を磨きながら、撮影や作品づくりを続けてきた。「撮りたいと思ったものを撮る」。その撮りたい一瞬を見つけるため、積極的に被写体を探し作品づくりに励んでいる。

 これまでの作品は、浦河赤十字病院、日高信用金庫本店、北海道日高振興局、うらかわ優駿ビレッジAERU、うらフェス、浦河町商工会イベント、浦河町立図書館などで展示。浦河町とも連携して、浦河町ホームページ写真提供、切手発行記念消印デザイン、ふるさと納税謝礼はがき写真提供、カレンダー作成などにも利用されている。

 2024年度の部員は20名。昨年は写真甲子園2024北海道ブロック代表決定予選準決勝進出、全国高等学校総合文化祭出品、高文連苫小牧支部写真展・研究大会で最優秀賞、優秀賞、入選、佳作、高文連全道大会で入選、佳作を授賞している。