ひだか馬の絵コンテスト入賞作品展示
北海道日高振興局(髙見芳彦局長)は令和6年度ひだか馬の絵コンテストの入賞作品を展示した。
ひだか馬の絵コンテストは、子どもたちに馬の絵を描くことを通じて、馬への親しみや関心を持ってもらうとともに、描いた馬の絵の展示などを通じて、地域の人たちに、より馬を身近に感じてもらい、日高地域の馬文化を育てていきたいと考え、平成16年から北海道日高振興局が開催。21回目となる今回は、日高管内(えりも町、様似町、浦河町、新ひだか町、新冠町、日高町)および東胆振地域(苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町)の小学校(日高管内6校、胆振管内7校)から全部で101点の応募があった。
集まった作品は、新道展会員の田中郁子さんを審査委員長に、北海道日高振興局の髙見芳彦振興局長、ひだか東農業協同組合の桑田美智代代表理事組合長、JRA日高育成牧場の浮島理場長らが審査。馬の美しさ、馬のやさしさ、馬のたくましさ、馬の持つ魅力、馬の持つダイナミックさ、馬のかわいらしさなどが、表現されているかを総合的な視線で判断し、合議によって優秀作品5点、入賞作品6点の合計11点を選んだ。
審査発表後は北海道日高振興局が表彰伝達式を実施。各授賞者が通う小学校へ赴き、表彰状と記念品を贈呈したという。
入賞作品11点は、1月16日13時から1月22日12時まで苫小牧市柳町にあるイオン北海道イオンモール苫小牧2階フードコートブリッジにて、1月22日15時から1月29日11時まで日高町富川東にある日高町立門別図書館郷土資料館(ロビー)にて、1月29日15時から2月5日11時まで平取町本町にあるふれあいセンターびらとり1階オールシーズンパークにて、2月5日15時から2月12日11時まで新冠町中央町にあるレ・コード館1階集いの広場にて、2月12日13時から2月19日11時まで新ひだか町静内末広町にあるイオン静内店1階フリースペースにて、2月25日11時から3月4日11時まで浦河町大通にある浦河町総合文化会館1階エントランスホールにて展示。各会場では入賞作品11点を掲載した2025年ひだか馬の絵カレンダーが枚数限定で無料配布される。
会場では児童が描いた渾身の作品に足を止め、「とても上手」、「小学生が描いたとはおもえないほど素敵」などと声をあげる姿があった。
入賞作品は下記の通り(敬称略)。
優秀賞①新冠町立新冠小学校1年福田剛己(ふくだたけみ)「うまとにじ(馬と虹)」
優秀賞②平取町立平取小学校2年菊地りんな(きくちりんな)「目がくっきりしている馬」
優秀賞③苫小牧市立拓勇小学校4年髙橋そより(たかはしそより)「笑顔な馬」
優秀賞④苫小牧市立緑小学校5年飯田美乃(いいだはるの)「柵を蹴る馬」
優秀賞⑤苫小牧市立美園小学校6年吉川歩(よしかわあゆみ)「振り向く馬」
入賞①平取町立平取小学校2年野田久翔(のだながと)「にんじんを食べている馬」
入賞②苫小牧市立苫小牧東小学校3年佐々木陽咲(ささきひなた)「ポニーとお花畑」
入賞③様似町立様似小学校4年加藤小羽(かとうこはね)「白馬のルーティーン」
入賞④様似町立様似小学校4年佐久間渚(さくまなぎさ)「ぼくじょうのうま」
入賞⑤苫小牧市立緑小学校4年齋藤佳(さいとうけい)「牧場を走る馬」
入賞⑥苫小牧市立錦岡小学校6年梅庭滉歩(うめにわひろむ)「子馬をみつめる親馬」