BOKUJOB北海道地区意見交換会が行われる
12月11日、公益社団法人競走馬育成協会、公益社団法人日本軽種馬協会、一般社団法人日本競走馬協会、公益財団法人軽種馬育成調教センター、JRA日本中央競馬会の5団体で組織される牧場就業促進事務局(BOKUJOB事務局)は、新ひだか町静内古川町にある新ひだか町公民館・コミュニティセンター2階大会議室において、BOKUJOB2024北海道地区意見交換会を行った。
BOKUJOB2024意見交換会にはBOKUJOB事務局を組織する各団体の担当職員、牧場の人事担当者や採用担当者などが出席。意見交換会の開催に際して、和田信也公益社団法人競走馬育成協会副会長理事は「いつもBOKUJOBにご支援いただき、まことにありがとうございます。また、本日はお忙しいなか、雪がちらつくなか、意見交換会にお運びいただきましてお礼を申し上げます。BOKUJOBの今年の活動は、5年ぶりに関西フェアを開催しまして、コロナ前にやっていた主要なイベントをすべて制限下なく実施ができたということで、ひと安心しているところです。そのほかのイベントについても、昨年のこの席でご説明したイベントはすべて実施しましたし、当初の計画になかったものに関しましては、追加でいくつか実施しました。ということで、BOKUJOB全般の活動について、おおむね順調に消化できたかなとおもっております。これもひとえに、ご参加いただいた牧場や団体のみなさん、事務局のご協力の賜物と感謝しているところです。ひとつひとつの催しにつきましても、牧場の仕事に興味を持ってくれる若者、ほんとうに遠くから飛行機に乗ってきてくれる方もいました。ほんとうにたくさんの人がおいでになりまして、いずれも盛況、成功といえるものでした。ただ、一方で、出展を希望される牧場、相談者の方が増え続けることで、一部の催しについては、会場のスペースであったり、われわれの対応能力を上回りつつあって、円滑な運営が困難になるというような問題が少しずつ見えてきています。ということで、このあと担当から説明がありますが、2025年の計画については、一部について、少々ドラスティックな変更をしております。みなさまがたにおかれましては、来年もいろいろなイベントにご参加いただいて、ご意見なり、所感なりをお聞かせいただければとおもいます。2025年がみなさまにとっても、BOKUJOBにとっても、よりよい年になりますようご祈念いたします」とあいさつした。
続いて事務局を代表して上村剛公益社団法人競走馬育成協会事業推進部長が、6月に東京競馬場にて開催したメインフェア、10月に京都競馬場にて開催した関西フェア、JRA関連施設や馬術競技大会の会場などで開催したサポートデスク、牧場で働こう体験会、といった体験イベント、3回実施した研修コース合同見学会の研修促進イベント、Web相談会、Webフェア、BOKUJOB YouTubeチャンネルなどの2024年活動状況について、詳細や課題を報告。フェアの実施、サポートデスクの展開、体験イベントの実施、研修促進イベントの実施といったリアルイベント、Web相談会、WebフェアといったWebイベント、bokujob.com(ホームページ)、BOKUJOB YouTubeチャンネル、SNSを活用した情報発信、JRAブランドの活用各種雑誌等への広告掲載、パンフレット等の配布、地方競馬主催者との連携といった2025年度活動計画案についても案内した。