日本軽種馬青年部連絡協議会の研修会が開催される
11月21日夜、千歳市北栄にあるANAクラウンプラザホテル千歳2階のゆうふつの間において、日本軽種馬青年部連絡協議会(佐々木拓也会長、会員221名)の主催で「来年度の種付シーズンに向けて~血統のプロたちによる最新種牡馬解説~」と題した研修会が開催された。
この研修会は日本軽種馬青年部連絡協議会の令和6年度事業として計画した国内研修の一環。研修会には佐々木拓也会長や齋藤善厚副会長、長浜大介副会長をはじめとした役員や会員のほか、公益社団法人日本軽種馬協会の山岸直樹事務局長、菊池文孝生産対策部長、JRA日本中央競馬会2024年度生産地研修生など約30人が出席した。
研修会は講師に血統評論家の栗山求氏と望田潤氏、社台スタリオンステーションの三輪圭祐氏の3人を招聘。フリーライターの村本浩平氏の司会で進行した。
栗山求氏は1968年青森県生まれ、東京都育ち。大学在学中の1989年に競馬通信社に入社し、血統専門誌「週刊競馬通信」の編集長を務めた後、2010年に株式会社ミエスクを設立し代表取締役に就任。血統・配合の総合競馬サイト「血統屋」を主宰している。ブログ「栗山求の血統BLOG(http://kuriyama.miesque.com/)」も日々更新。「KEIBAコンシェルジュ」(グリーンチャンネル)などのテレビ出演、JRA主催のイベント出演もこなしている。
望田潤氏は1966年、京都府生まれ。牧場従業員を経て競馬通信社に在籍。現在はフリーで競馬情報サイト「血統屋」、「netkeiba.com」、「UMAJIN」、「エクリプス」などでレース予想やコラムを執筆している。ブログ「血は水よりも濃し(https://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/)」も日々更新。馬主や生産者の配合アドバイザーも務めている。
三輪圭祐氏は1986年生まれ、北海道出身。有限会社社台コーポレーション社台スタリオンステーション所属で入社16年目。種付権利の売買、宣伝、広報など種牡馬業務全般に携わっている。
研修会で3人の講師は、2024年シーズンの最新のサイアーランキング、2024年ファーストシーズンサイアー、産駒デビュー前の種牡馬、2025年シーズンから供用を開始する新種牡馬などについて、プロの目線で言及。出席者からの質問に対しても丁寧にアドバイスを送った。