令和6年度ホッカイドウ競馬グランシャリオナイターがフィナーレ
11月7日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において開催されていた、令和6年度(2024年度)のホッカイドウ競馬グランシャリオナイターが、15開催84日間の全日程を終了した。
今年度のホッカイドウ競馬は、賞金諸手当の拡充や公式YouTubeを活用した情報発信、競馬新聞への予想情報の掲載拡大などにより、インターネット発売が好調だったことから、5年連続で発売額が50,000,000,000円の大台を確保したことに加え、過去最高の54,365,674,750円を記録した。また、1日あたりの平均発売額も過去最高の647,210,414円を記録した。
ホッカイドウ競馬関係者は「これもひとえに、関係各位をはじめ、関係団体の多大なるご支援とご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。道内のホッカイドウ競馬場外発売所では、引き続き、JRAをはじめ南関東競馬(大井・川崎・浦和・船橋)やばんえい競馬などの馬券を発売していきますので、ファンの皆様に御利用いただきますよう、よろしくお願いします」とコメントした。
本年度のホッカイドウ競馬のリーディングは、調教師部門が139勝をあげた田中淳司調教師。10年連続10回目のリーディングトレーナーになった。以下、99勝の角川秀樹調教師、89勝の小野望調教師、74勝の小国博行調教師、59勝の米川昇調教師と続いた。
騎手部門は143勝を記録した石川倭騎手がリーディングジョッキーのタイトルを獲得。2021年以来3年ぶり通算4回目のリーディングジョッキーとなった。2位以下は、116勝の落合玄太騎手、102勝の桑村真明騎手、92勝の小野楓馬騎手、80勝の岩橋勇二騎手と続いた。
リーディングジョッキーに返り咲いた石川倭騎手は「ケガなくシーズンを終えることが目標のひとつでもあったので、この場にいることができてホッとしています。今年一番思い出に残っているレースはシルトプレで臨んだ札幌競馬場のエルムステークス(G3)です。あのレースにかけていたので。このあとは佐賀競馬で期間限定騎乗します。来年もジョッキーみんなで頑張っていくので応援よろしくお願いします」と話した。
最終日となったこの日は、ファン感謝DAYと銘打ち様々なイベントを実施。場内においては、ホッカイドウ競馬オフィシャルサポーターとして活動する上杉周大さんのトークイベント、ばんえい十勝のPRイベントとして、長澤幸太騎手と金田利貴騎手のトークショー、ばんえい競馬の騎手の目線で迫力あるレースを体感できるVR体験コーナー、ばんえいオリジナルグッズの販売、ばんえい十勝公式LINE・ホッカイドウ競馬公式LINE友だち追加キャンペーン、マスコットキャラクター「リッキー」との記念撮影などが行われた。
ほかにも先着300人を対象にしたファン感謝抽選会、北海道日高乳業ヨーグルッペを先着500名にプレゼント、地元日高町の飲食店が集結した食を中心としたイベント「門別競馬場グルメ横丁2024」、北海道富川高等学校吹奏楽部による道営記念の生ファンファーレ演奏、おむすび、豚汁、小鉢、ホットドリンク、クレープ、ドリンクなどを販売するキッチンカーの出店、ホッカイドウ競馬所属騎手らとの記念撮影やふれあいができるジョッキー交流会などで最終日のホッカイドウ競馬を盛り上げた。