ひだかうまキッズ探検隊が北海道静内農業高等学校で馬とふれあう
10月5日、新ひだか町教育委員会が主催し一般社団法人umanowaが企画・運営する「ひだかうまキッズ探検隊2024」は、新ひだか町静内田原にある北海道静内農業高等学校において馬とのふれあいを体験した。
ひだかうまキッズ探検隊は、新ひだか町在住の小学3年生から6年生を対象に、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。2017年から行われており、今年で8年目を迎えた。
今年はこれまで、新ひだか町静内真歌にあるライディングヒルズ静内、新冠町にあるビッグレッドファーム、浦河町西舎にある公益財団法人軽種馬育成調教センター、日高町富川駒丘にある門別競馬場、日高町緑町にあるひだか・ホース・フレンズと新冠町高江にあるノーザンレイクにおいて、馬に関するさまざまなことを学習。今回は北海道静内農業高等学校の生産科学科馬事コースの生徒が、ひだかうまキッズ探検隊を出迎えた。
北海道静内農業高等学校は1978年に開校。食品科学科と生産科学科の2学科がある。日本で唯一、サラブレッドを生産する公立高校として知られ、生産科学科の生徒が授業の一環で、出産、種付け、育成、馴致、せりへの上場などを通じて、軽種馬についての専門的な知識や技術を学んでいる。そして、その卒業生たちは軽種馬生産育成業界において強い馬づくりに励み、業界のレベルアップに大いに貢献しているという。
馬事コースの生徒は、校内の教室において、北海道静内農業高等学校について、新ひだか町について、馬の色や種類について、うまのすごいところなどをひだかうまキッズ探検隊に説明。キッズは「静内農業高校の生産馬でいちばん有名な馬はなんですか?」、「今年は何頭子馬が生まれたのですか?」、「せりで一番高く売れた馬は何ですか?」、「乗馬大会で活躍したのはいつですか?」、「馬術部で一番うれしかったことを教えてください」、「静内農業高校の生徒はどこの人が一番多いのですか?」、「馬に乗る授業はどれくらいあるのですか?」、「乗馬大会で優勝したら何かもらえるのですか?」といった質問をした。
続いてひだかうまキッズ探検隊は馬場や厩舎がある施設へ移り、馬術部による障害飛越の見学、乗馬や手入れ、ゲームを体験した。