馬産地ニュース

ライディングヒルズ静内にて「あそぼう!わくわくライディング!」が開催される

  • 2024年10月21日
  • 行列ができたポニー乗馬
    行列ができたポニー乗馬
  • 馬体重当てクイズのコーナー
    馬体重当てクイズのコーナー
  • 馬体重当てクイズの結果発表の様子
    馬体重当てクイズの結果発表の様子
  • 同施設ウォールアートで記念写真を撮る参加者
    同施設ウォールアートで記念写真を撮る参加者
  • キッチンカーも人を集めた
    キッチンカーも人を集めた

 新ひだか町のライディングヒルズ静内で9月16日(月・祝)、「あそぼう!わくわくライディング!」が行われた。

 同施設は新ひだか町の乗馬施設で、同町の保育園・幼稚園、小中学校が「ふるさと教育」として訪れ、馬と触れ合い、学習している。また、乗馬を習う少年団や高校馬術部、社会人が利用している。現在は2014年の全日本2歳優駿(Jpn1)覇者ディアドムスやJRA札幌競馬場やホッカイドウ競馬で誘導馬キャリアのあるメジロゴゼンが在厩しており、競馬ファンや観光客を楽しませている。

 「あそぼう!わくわくライディング!」は主に地域の幼児や小中学生を対象としたイベントで、同施設が定期的に行っている。今回は約300人が来場し、同施設職員とライディングヒルズサポーター、さらに北海道静内高等学校・馬術部や北海道静内農業高等学校・馬利用班の高校生が運営にあたった。

 メインイベントの「ポニー乗馬」は行列ができるほど人気で、子どもたちが馬の背の独特な感触を知り楽しんだ。晴天に恵まれ、記念写真を撮る保護者も多かった。「ポニー馬車に乗ろう」や「えさやり体験」、「うまの体重当てコンテスト」など、乗馬施設ならではのイベントがあり、子どもたちが興味深く参加した。中には馬に恐怖心を抱く子どももいることから、ホッカイドウ競馬協力による「ポニーサイクル」や「うまの塗り絵コーナー」など、馬と接しないイベントも用意され、こちらも好評を得た。

 イベント運営に関わった新ひだか町教育委員会・教育部・生涯学習課の山口理絵課長は、「地元の方を中心に、大勢お越しいただけて嬉しいです。このイベント自体、回数を重ねるごとに認知度が上がってきました。イベントをキッカケにライディングヒルズ静内を知り、家族で再訪されるケースも増えています。馬産地である新ひだか町で、子どもたちが馬を身近に感じられる機会として、今後も継続していきたい。」と振り返った。