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門別競馬場でJRA騎手来場イベントが行われる

  • 2024年09月02日
  • 門別競馬場で行われたスペシャルトークイベント
    門別競馬場で行われたスペシャルトークイベント
  • 協賛競走では口取り写真にも参加した
    協賛競走では口取り写真にも参加した
  • 協賛競走の表彰式ではプレゼンターを務めた
    協賛競走の表彰式ではプレゼンターを務めた

 8月29日、ホッカイドウ競馬の令和6年度第10回門別競馬第6日目が行われた日高町富川駒丘にある門別競馬場において、桑田牧場presents JRA騎手来場イベントが行われた。

 このイベントは浦河町姉茶にある桑田牧場による協賛競走に合わせて実施。当日は桑田牧場と親交のあるクリストフ・ルメール騎手、浜中俊騎手、横山武史騎手、富田暁騎手が来場した。

 場内のポラリス☆スタンドJBCビジョン下で行われたスペシャルトークイベントには4名の騎手と桑田牧場の桑田美智代代表が登場。YouTube「なまちゃき」には4名の騎手がゲスト出演した。

 スペシャルトークイベントでルメール騎手は「北海道は涼しくて好きです。冬も来ます。雪まつりには2回行きました」、九州出身の浜中騎手は「北海道は涼しいので、ここ3年くらい北海道で騎乗しています。門別競馬場はきれいで大きくて乗りやすい印象があります」と話した。8月16日のイベントに続いての来場となった横山騎手は「北海道は小さい時から来ていますので、第二の地元といっても過言ではありません。北海道大好きです」、実兄がテレビ東京系の番組「家、ついて行ってイイですか?」に出演したという富田騎手は「テレビで見ました。いまは僕より有名人です。家族のがんばる姿は刺激になりました」と打ち明けた。

 第6競走では協賛競走のホッカイドウ競馬応援桑田牧場賞がおこなわれ、1番人気のランオブザワールドが優勝。表彰式ではルメール騎手が馬主賞を、浜中騎手が調教師賞を、横山騎手が騎手賞を、富田騎手が厩務員賞を、桑田代表が生産者賞を副賞として贈呈した。

 4名の騎手を集めた桑田牧場は、1969年に開業した生産牧場。古くは1990年の鳴尾記念(G2)を制覇したカチウマホーク、最近では2007年のフラワーC(Jpn3)などを制覇したショウナンタレント、2008年の共同通信杯(Jpn3)を制覇したショウナンアルバ、2023年の毎日王冠(G2)、ラジオNIKKEI賞(G3)などを制覇したエルトンバローズ、2024年のブルーバードC(Jpn3)などを制覇したアンモシエラなどの活躍馬がいる。

 桑田代表は「協賛競走は牧場スタッフの慰労を兼ねてコロナ前以来、5年ぶりに実施しました。レース後の口取り写真にも参加できて、みなさんよろこんでました。4名の騎手は生産馬にも騎乗していただいたりして普段からお世話になっているのですが、今回もトークイベントに快く応じていただいて感謝しております」と話した。