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ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで見学開始

  • 2024年08月19日
  • 見学期間は10月28日までの月・金・土曜日(9月7日の土曜日を除く)
    見学期間は10月28日までの月・金・土曜日(9月7日の土曜日を除く)
  • 新種牡馬のパレスマリス
    新種牡馬のパレスマリス
  • 新種牡馬のアダイヤー
    新種牡馬のアダイヤー

 8月16日、日高町富浜にあるダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスにおいて、2024年度の一般見学が始まった。

 ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスは、アラブ首長国連邦ドバイの首長であるシェイク・モハメド氏が設立した国際的なレーシング組織であるゴドルフィンの日本法人ダーレー・ジャパンが運営する種牡馬を繋養するスタリオン施設。2005年に開場して以来、アルカセット、ファンタスティックライト、ルールオブロー、ザール、ストーミングホーム、ディクタット、ディープスカイ、コマンズ、キングズベスト、ストリートセンス、ハードスパン、モンテロッソ、ディスクリートキャットといった国内外のチャンピオンホースを管理してきた。

 2024年度はジャンタルマンタルやノーブルロジャーの父、ジャスティンパレスやアイアンバローズの半兄として知られるパレスマリス、3歳時に英ダービー(G1)、キングジョージ六世&クイーンエリザベスS(G1)を制覇して欧州3歳牡馬チャンピオンに輝いたアダイヤー、セレクトセール出身馬で、ターフクラシックS(G1)、ウッドワードS(G1)というアメリカの芝とダートのG1競走を制覇したヨシダ、欧州年度代表馬バーイードの全兄として知られ、キングジョージ六世&クイーンエリザベスS(G1)、コロネイションC(G1)を制覇したフクムという4頭の新種牡馬を導入。パイロ、サンダースノー、ファインニードル、アメリカンペイトリオット、タワーオブロンドン、タリスマニック、ウィルテイクチャージ、フリオーソ、ホークビル、アドマイヤムーンを含め14頭体制となった。

 見学初日の16日は、レンタカーなどで約20人の競馬ファンが来場。注意事項が書かれた受付用紙に必要事項を記入して種牡馬と対面した。

 見学の際はダーレー・ジャパン ノミネーションオフィスのスタッフが対応。馬房から顔を出す種牡馬の前で、各種牡馬の競走成績や普段の性格、顔や体形の特徴、産駒成績などを説明した。

 ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスの見学期間は10月28日までの月曜日、金曜日、土曜日(ただし9月7日の土曜日は見学不可)。時間は14時30分から15時30分となる。

 見学当日は、14時30分までにダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスの入口ゲートに集合。渡された見学申請書に同意・記入の上入場する。繋養馬情報に記載されている見学可以外は見学不可。自撮り棒を使用して撮影したい場合は牧場スタッフの確認が必要、馬や施設、見学の様子等の画像等をSNSや動画サイトに掲載するのは禁止されている。