8月15日、ホッカイドウ競馬の令和6年度第9回門別競馬第6日目が行われた日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬ナイターアニバーサリーSUMMERが開催された。

 ホッカイドウ競馬ナイターアニバーサリーSUMMERは、今年でホッカイドウ競馬のナイター開始が30周年、門別競馬場でのグランシャリオナイターが15周年をむかえた記念イベント。当日はM1グランプリ2022王者に輝いたウエストランドが来場し、お笑いステージとプレミアムトークショーが実施された。

 プレミアムトークショーで、2021年に地方競馬の魅力を発信する地方競馬公式アンバサダーとして活動したウエストランドの井口浩之さんは｢みどりのマキバオーが好きということで選ばれました｣と当時のエピソードを披露。相方の河本太さんは｢わたしはマキバオーの作者のつの丸さんと飲み友達です。いまは訳あって禁酒していますが｣と意外な交流を明かした。

 また、場内ではナイターアニバーサリー記念グッズとして先着1,000人に周年記念オリジナルカレーをプレゼント。ナイター競馬30周年の前半期間を彩った旭川競馬場のメモリアルイベントとして、当時の旭川競馬場のゴール板をデザインしたフォトスポットを展示し、期間中に撮影してフォトコンテストに参加した先着100名にオリジナルファイルをプレゼントした。

 この日は特別にとねっこ広場の特設テントで、新子焼き、塩豚ホルモン焼き、醬油焼きそばといった旭川のグルメの販売、SPAT4(プレミアムポイント)会員入会促進キャンペーンを実施。場内放送では過去に旭川競馬場時代に使用していたファンファーレやパドック紹介VTR、発走前コース紹介VTRなどを1日限定で復刻(一部リメイク)して放映した。

 ホッカイドウ競馬は1994年7月26日に初のナイトレースを旭川競馬場で開催。2008年10月16日に旭川競馬閉幕セレモニーが行われ走路開放などが実施された。その間、1996年には第1回グランシャリオCを実施、2000年には初のスタリオンシリーズ競走第25回栄冠賞(トウカイテイオー賞)を実施、2003年には認定きゅう舎よりコスモバルクが初出走など、数々のドラマが繰り広げられ、多くのファンに感動を与え、さまざまな歴史があった。