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ホッカイドウ競馬フェアin札幌競馬場が行われる

  • 2024年08月16日
  • 札幌競馬場で行われたホッカイドウ競馬フェア
    札幌競馬場で行われたホッカイドウ競馬フェア
  • 日高町物産展で特産品を販売
    日高町物産展で特産品を販売
  • 先着1,000名にオリジナルカレーがプレゼントされた
    先着1,000名にオリジナルカレーがプレゼントされた

 8月10日、JRA北海道シリーズの第2回札幌競馬第1日目が行われた札幌市中央区にある札幌競馬場において、ホッカイドウ競馬フェアin札幌競馬場が開催された。

 ホッカイドウ競馬フェアin札幌競馬場は、ホッカイドウ競馬をPRするイベント。ホッカイドウ競馬は今年でナイター競馬が開始30周年、およびグランシャリオナイターが15周年を迎えることから企画された。

 会場となった札幌競馬場ファンファーレホール特設ブースでは、先着1,000名にホッカイドウ競馬オリジナルカレーを配布したほか、ホッカイドウ競馬公式LINEお友達登録キャンペーンとして、ジョッキーカードと周年記念ロゴステッカーを先着200名にプレゼント。日高町物産展も行われ、アスパラガスやチーズ、乳酸飲料など、ホッカイドウ競馬の舞台となる門別競馬場がある日高町の特産品を販売した。

 さらに特別展示として札幌競馬場と門別競馬場のダートコースの砂を展示。パネル展ではホッカイドウ競馬の歴史、エンゼルカロ、サウスヴィグラス、コスモバルク、クラキンコ、ハッピースプリント、ニシケンモノノフ、スーパーステション、ヒガシウィルウィン、マルシュロレーヌ、フォーエバーヤングなどホッカイドウ競馬を彩った名馬、北海道スプリントC(Jpn3)、ブリーダーズゴールドC(Jpn3)、エーデルワイス賞(Jpn3)、JBC2歳優駿(Jpn3)など、ホッカイドウ競馬で行われる重賞競走などを紹介した。

 ホッカイドウ競馬は1994年7月に旭川競馬場において初のナイター競馬をスタート。1995年に北海道が門別トレセンの競馬場化計画案をまとめ、1997年1月に門別トレセン競馬場化を進めるホッカイドウ競馬振興株式会社を設立した。1997年5月に門別競馬場起工式が行われ、1997年12月に門別競馬場開設。1998年4月に門別競馬場でシーズンを開幕し、帯広、岩見沢競馬を廃止した。2008年9月に門別競馬場ナイター開催準備に伴うリニューアル工事安全祈願祭が行われ、2008年10月に旭川競馬を閉幕し、2009年5月に門別競馬ナイトレースグランシャリオナイターが開幕した。2012年4月には屋内調教用坂路施設を竣工し5月から利用開始。2016年4月には内回りコースが完成した。2020年11月には初のJBC競走を実施。2023年3月には門別競馬場本走路の砂の入れ替え工事が完了し白い砂が映えるコースになった。