ひだかうまキッズ探検隊が門別競馬場でホッカイドウ競馬を見学する
8月6日、新ひだか町の教育委員会が主催し一般社団法人umanowaが企画、運営する「ひだかうまキッズ探検隊2024」は、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、ホッカイドウ競馬を見学した。
ひだかうまキッズ探検隊は、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。新ひだか町在住の小学校3年生から6年生を対象にしており、今年で8年の歴史を持つ。
6月に始まった今年度は、新ひだか町静内真歌にあるライディングヒルズ静内、新冠町にあるビッグレッドファーム、浦河町西舎にある公益財団法人軽種馬育成調教センターを見学。4回目となった今回は、ホッカイドウ競馬を運営する一般社団法人北海道軽種馬振興公社が全面協力。16人が参加した。
門別競馬場では普段は関係者だけしか立ち入ることができない施設や場所を見学するバックヤードツアーを実施。レース前に出走馬がお披露目されるパドック、レースに騎乗する騎手がレース前とレース後に定められた負担重量を計量する検量室、1,200mのスタート地点付近にあるスターティングゲート、レースに出走する馬たちがレース前に馬体検査、蹄鉄の検査、馬体重の測定を受ける装鞍所、白い砂が敷き詰められたダートコース、ポラリス☆スタンド、新スタンド3階にある来賓室などを見学し、競走馬がレースに出走するまでにどのようなことをしているかを学んだ。
この日の門別競馬場は、新ひだか町や新冠町、日高軽種馬農業協同組合、静内、三石、新冠町軽種馬生産振興会などで組織するホッカイドウ競馬支援事業実行委員会による「新ひだか・新冠2デイズ」の1日目。第1競走ではひだかうまキッズ探検隊協賛競走のひだかうまキッズ探検隊賞が実施された。
探検隊は表彰式で使用する記念品を製作。まごころこもった手づくりの賞状と優勝メダルを完成させた。
レース前にはパドックで出走馬を下見し勝ち馬当てクイズも実施。ゴール板前に張りつき、協賛競走を観戦した。
レースは服部茂史騎手が騎乗した2番人気のタイセツオーが優勝。確定後はタイセツオーの馬主である柳橋俊昭氏や管理する佐藤英明調教師の粋な計らいで口取り写真にも納まった。
表彰式では探検隊隊員が調教師、騎手、厩務員に「おめでとうございます」と賞状、メダルを贈呈した。