浦河町立図書館で内藤律子さんの写真展が始まる
8月2日、浦河町大通にある浦河町立図書館において、「内藤律子サラブレッド写真展2024 私の写真歴part5 &… 2025年度版カレンダー展」が始まった。期間は9月8日まで。時間は火曜、木曜から日曜、祝日が10時から18時、水曜は10時から20時。休館は月曜、8月30日。入場は無料。
この写真展は浦河町立図書館の主催。2001年から毎年夏に開催しており、今年で24年連続になる。
日本写真家協会会員である内藤さんは埼玉県出身。東京写真専門学校を卒業し、MYスタジオを経て今井寿恵氏に師事。平成9年から浦河町に在住し牧場を中心に精力的に作品づくりにいそしんでいる。
1976年にAPA入選、1980年にJPS奨励賞、1990年にJRA賞馬事文化賞を受賞。1979年に新宿ニコンサロンにて個展「満ち足りた日々」を開催して以降、1989年にフランスのロンシャン競馬場にて個展開催、2006年に東京競馬場・競馬博物館グループ展、2011年に内藤律子写真集「白の時間」出版記念写真展など国内外で個展を開いてきた。著書には「愛しのサラブレッド」、「サラブレッドの四季」、「私はサブリナ」、「オグリキャップの子どもたち」、「神威の星」、「サラブレッド浪漫」、「白の時間~名馬オグリキャップ引退後二十年の日々~」がある。
24年連続となる今年の写真展では、館内1階に2025年度版カレンダーに使われた表紙と1月から12月までの作品13点を展示。表紙は「大きな木の下で」、1月は「早朝のあいさつ」など各作品には表題がつけられている。
地下1階ではとねっこカレンダーと私の写真歴part5・・・と題した作品を展示。私の写真歴part5・・・について内藤さんは「2015年、ソイカウボーイに出会い、私の写真も少し変わったように思います。絵本を作りたくて、子馬の成長を追いかけたのです。子馬ひとつひとつの表情を追い、う○○をする姿まで。子馬と一緒に私も写真も少し成長出来たように思います。そして、好運にも多くのオープン馬と出会えたのです。ウォーターナビレラ、メイショウハリオ、ファストフォース、バスラットレオン、ガロアクリーク、バビット等の重賞勝馬の子馬時代に出会えたものです。カレンダーにも度々登場してもらいました。やはり目立っていたのでしょうか。今回は2016年から2020年までの写真です。ご覧ください」と紹介している。