平取町で第8回びらとり馬の絵コンテスト表彰式が行われる
8月2日、平取町軽種馬生産振興会(船越伸也会長)は、平取町本町にあるふれあいセンターびらとり1階において、第8回びらとり馬の絵コンテストの表彰式を行った。
びらとり馬の絵コンテストは、平取町内の小学生を対象に、「馬」の絵の制作を通じて馬への親しみや関心をもってもらい、作品を公共施設等にて展示することにより、地域住民に広く観てもらい、平取町の「馬」に関わる地域文化の定着を図る目的で2017年から実施。平取町軽種馬生産振興会の主催で平取町、平取町教育委員会、びらとり農業協同組合、日高軽種馬農業協同組合、ホッカイドウ競馬(北海道軽種馬振興公社)が後援している。
題材はサラブレッドや農耕馬のほか、競馬や人とのふれあいなど、馬にかかわるものすべて。画材はクレヨン、パステル、水彩、油絵など自由で、応募点数は1人(または1グループ)1点になる。第8回目を迎えた今年は4月25日から6月20日まで募集したところ、57点の応募があったという。
コンテストでは、平取町軽種馬生産振興会会長、平取町町長、平取町教育委員会教育長、びらとり農業協同組合代表理事組合長が審査員となり、57点の作品から10点の入賞作品を選定。入賞作品を含めた57点は7月30日から8月5日まで、ふれあいセンターびらとり1階に展示された。
表彰式には受賞者や受賞者の家族、船越振興会長や遠藤桂一町長などの関係者が出席。船越振興会長は「本日は、表彰式にお集まりいただきありがとうございます。まずは、受賞された4名のみなさん、おめでとうございます。この馬の絵コンテストは、馬産地でもある平取を知ってもらう目的で開催しております。8回目をむかえた今年は、57点の応募がありました。どの絵も素晴らしいものでした。会長賞の作品につきましては、馬の筋肉の描写がとても素晴らしく、選びました。これを機会に、地域の産業でもある、軽種馬というものに、少しでも、興味を持っていただけたらうれしいです。また、フランスで行われているオリンピックでは、総合馬術の団体で、初めて日本が銅メダルを獲得しました。馬に乗る機会がありましたら、ぜひ乗ってみてほしいです。馬上からの景色はとても感動します。今回はヴェルサイユ宮殿敷地内で行われているのも話題で、6日まで馬場馬術、障害飛越とグリーンチャンネルで無料放送されていますので、ぜひご覧ください。来週8日には、門別競馬場でびらとりdayがあり、平取中学校の生徒さんによる吹奏楽の演奏や生ファンファーレの演奏もあります。当日は重賞もありますし、足を運んでいただけたら幸いです」とあいさつした。
表彰式では平取町軽種馬生産振興会会長賞を受賞した「大きな雲と馬」を描いた振内小学校6年生の富田京さん、平取町長賞を受賞した「ぼくじょうの馬」を描いた紫雲古津小学校4年生の会田環莉さん、JAびらとり賞を受賞した「かわいい白馬のプリンセス」を描いた振内小学校1年生の金澤乃々さんらを表彰。受賞者には賞状のほか、5万円相当の副賞、QUOカードなどの賞品が贈呈された。