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JRA日本中央競馬会のセレクションセール購買馬が日高育成牧場に入厩

  • 2024年08月06日
  • 日高育成牧場に入厩したセレクションセール購買馬
    日高育成牧場に入厩したセレクションセール購買馬
  • JRA職員によるボディコンディションスコアチェック
    JRA職員によるボディコンディションスコアチェック
  • 生産者を集めてあいさつする浮島理場長
    生産者を集めてあいさつする浮島理場長

 7月31日、JRA日本中央競馬会が北海道セレクションセールで購買した1歳馬が、浦河町西舎にあるJRA日高育成牧場に入厩した。

 JRAは7月22日、23日、24日に新ひだか町静内神森にある北海道市場を会場に開催された北海道セレクションセールにおいて、牡20頭、牝8頭の合計28頭を、総額298,100,000円(税込)で購買。父馬別ではデクラレーションオブウォーとミスターメロディが3頭、ダノンスマッシュ、ビッグアーサー、マクフィ、ルヴァンスレーヴが2頭、ウインブライト、ヴァンゴッホ、カリフォルニアクローム、キタサンブラック、サトノダイヤモンド、サートゥルナーリア、シニスターミニスター、シャンハイボビー、ダノンキングリー、ダノンプレミアム、フィエールマン、モーリス、リアルスティール、ロードカナロアが1頭と、リーディング上位から新進気鋭、ダートサイアーなどバラエティーに富んだ顔ぶれとなった。

 28頭は午前中に牡馬、午後から牝馬と性別に分けて入厩。JRA日高育成牧場の浮島理場長や大村一副場長、遠藤祥郎業務課長ら職員による歩様検査、ボディコンディションスコアチェック、採血、馬体重測定、マイクロチップ検査を経て用意された馬房へ導かれた。28頭はJRA日高育成牧場生産のJRAホームブレッドやセレクトセール購買馬と一緒に放牧され、馴致へ向けての基礎体力の強化を図る。

 手塩にかけて育てた愛馬を連れてきた生産者やコンサイナーに対して浮島場長は「セレクションセールは今年3日間だったということはありますが、JRAの購買は昨年が19頭でしたが、今年は28頭を購買することができました。われわれとしては、ひじょうに満足した買い物ができたというのが正直なところです。JRA育成馬といえば、一昨年の2歳馬は勝ち上がるのに時間がかかりましたが、今年の2歳馬は7月中に2つ勝つことができて、まずまずのスタートを切りました。この世代についても、しっかりと育成調教して、健康な体でデビューできるようにお預かりしたいとおもいます。お近くにお寄りの際は、ぜひ愛馬の姿を見に来ていただければとおもいます」とあいさつした。

 JRA育成馬の購買は北海道セプテンバーセールまで続くという。