馬産地ニュース

門別図書館郷土資料館で「人と馬がつむぐ物語~JRA70周年記念~展」が行われる

  • 2024年08月06日
  • 門別図書館郷土資料館で開催された企画展
    門別図書館郷土資料館で開催された企画展
  • 馬や競馬に関する書籍や雑誌が約100点展示された
    馬や競馬に関する書籍や雑誌が約100点展示された
  • 企画展を実施した門別図書館郷土資料館
    企画展を実施した門別図書館郷土資料館

 7月23日から7月30日、日高町富川東にある日高町立門別図書館郷土資料館において、資料展示企画「人と馬がつむぐ物語~JRA70周年記念~展」が行われた。

 この企画展は、JRA日本中央競馬会創立70周年を記念して行われたもの。門別図書館郷土資料館が所蔵している競馬に関する書籍や雑誌などを約100冊展示した。

 展示スペースには日高町豊郷にある長谷川牧場の生産馬で、2020年に史上初めて桜花賞(G1)、オークス(G1)、秋華賞(G1)をデビューから無傷の5連勝で制覇し、史上6頭目の牝馬3冠を達成したデアリングタクトのJRAスター列伝のポスターや、日高町富浜にあるシンボリ牧場の生産馬で、1984年に史上初めて皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)、菊花賞(G1)をデビューから無傷の8連勝で制覇し史上4頭目となるクラシック三冠を達成したシンボリルドルフを紹介した雑誌のコピーを掲示。ほかにも競馬専門誌として長い歴史を誇るJRA機関広報誌の「優駿」をはじめ「競馬四季報」、総合スポーツ雑誌の「Sports Graphic Number」といった競馬雑誌、「世界一の馬をつくる(前田幸治著)」、「これから競馬の話をしよう(藤沢和雄著)」、「俯瞰する力 自分と向き合い進化し続けた27年間の記録(福永祐一著)」、「頂への挑戦 負け続けた末につかんだ『勝者』の思考法(川田将雅著)」といったホースマンの書籍から馬を題材にした絵本や写真集などが所狭しと飾られた。

 数多くの名馬を生産してきた馬産地・日高町ということもあり、企画展開催中は競馬ファンや競馬関係者が本を手に取って熱心に見入る姿があったという。

 JRA日本中央競馬会は1954年に創立。2024年は創立70周年をいう節目の年ということから、JRAでは年間を通して、メモリアルヒーロー、JRAウルトラプレミアム、指定席70%OFFキャンペーン!

 70thサンクスデー、JRA70周年記念UMACAプレゼント、JRA70周年記念特別装飾、JRAアニバーサリー、開催競馬場イベントといった様々なイベントを開催している。