札幌競馬場内にCafé&Barゴールドシップがグランドオープンする
7月20日、JRA北海道シリーズの札幌開催が始まった札幌市中央区にある札幌競馬場に、Café&Barゴールドシップがグランドオープンした。
Café&Barゴールドシップは、名馬に思いを馳せる味をコンセプトにしたカフェ&バー。札幌海馬が開催される9月1日までの期間限定の飲食店で一般社団法人札幌馬主協会(岡田牧雄会長)が協力している。場所はスタンド2階22番柱付近になる。
店名になったゴールドシップは父がステイゴールド、母がポイントフラッグ、母の父がメジロマックイーンという芦毛の牡馬。現役時代は個性派でならし、2012年の皐月賞(G1)、2012年の菊花賞(G1)、2012年の有馬記念(G1)、2013年、2014年の宝塚記念(G1)といったG1を含め11の重賞競走を制覇した。
現役引退後は新冠町明和にあるビッグレッドファームにて種牡馬入り。種牡馬としては2021年のオークス(G1)などを制覇したユーバーレーベン、2021年の目黒記念(G2)などを制覇したウインキートス、2023年のフローラS(G2)などを制覇したゴールデンハインド、2022年のマーメイドS(G3)などを制覇したウインマイティー、2019年の札幌2歳S(G3)などを制覇したブラックホール、2024年の毎日杯(G3)などを制覇したメイショウタバルなどを送り出している。
店内ではドリンクや軽食、スイーツを販売。ビールにはゴールドシップ、ダンスインザダーク、カクテルにはウイニングチケット、ファストフォース、ノンアルコールカクテルにはユーバーレーベン、軽食はサンドピアリス、スイーツはメジロマックイーン、メロディーレーン、ジェラートはスノードラゴン、エイシンヒカリ、ジャングルポケットなど、すべて一般社団法人札幌馬主協会の会員とゆかりのある競走馬名がつけられている。
店内の装飾も馬一色。ゴールドシップの勝負服のカラーをモチーフにしており、各テーブルには、ゴールドシップはもちろん、ダンスインザダーク、ウイニングチケット、ロードカナロア、タイトルホルダー、メジロマックイーンなどを紹介するシートが置かれている。
グランドオープン初日は開門と同時に多くのファンが訪れ、名馬との思い出とともに飲食を楽しんでいた。