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JRA北海道シリーズの札幌開催が開幕する

  • 2024年07月22日
  • 第1競走から大歓声がわき起こった札幌競馬場
    第1競走から大歓声がわき起こった札幌競馬場
  • フリーパスの日になった初日は開門前から長蛇の列ができた
    フリーパスの日になった初日は開門前から長蛇の列ができた
  • ファンファーレホールでは各種イベントが行われた
    ファンファーレホールでは各種イベントが行われた

 7月20日、札幌市中央区にある札幌競馬場において、JRA北海道シリーズの札幌開催が開幕した。

 夏の太陽がさんさんと照らした開幕初日の札幌競馬場には、一般入場が無料になるフリーパスの日ということもあり、8時40分の開門前から1年ぶりの札幌開催を首を長くして待っていた競馬ファンや家族連れが朝早くから足を運び、長蛇の列ができた。開幕初日の入場人員は前年の開幕初日並みの13,547人だった。

 場内のファンファーレホールでは、ウマガチャ、ビギナーズセミナー、Welcomeチャンス!、JRA70周年記念オリジナルUMACAプレゼントなどを実施。スタンド前ステージではNHK「優駿のふるさとは未来へ」スペシャルトークイベント、ターフパークではわんだふるぷりきゅあ!ショー、UMAJO SPOT、謎解き脱出ゲーム「アイドルホースたちの不思議な部屋」といったレギュラーイベント、ファミリーイベントも行われ、賑わいを見せた。

 スタンドは第1競走前から熱気で包まれ、ファンファーレ演奏後には大きな拍手がわき起こった。オープニングレースを勝利で飾ったのは、佐々木大輔騎手が騎乗したポッドベイダーだった。

 また、第5競走の2歳新馬戦、メイクデビュー札幌(ダート右1,700m)は、1番人気に支持された横山武史騎手が騎乗したナチュラルライズが1分45秒7の好タイムでデビュー勝ち。2着以下に6馬身差をつける圧勝で観衆の度肝を抜いた。

 今年のJRA北海道シリーズ札幌開催は、9月1日までの7週間、2開催14日間で開催。重賞競走は7月28日にクイーンS(G3)、8月4日にエルムS(G3)、8月18日に札幌記念(G2)、8月25日にキーンランドC(G3)、8月31日に札幌2歳S(G3)が組まれている。暑熱対策として新潟競馬の競走時間帯の拡大が実施される7月27日、28日、8月3日、4日の札幌競馬場は、馬券の現金発売を札幌12レース終了後の16時20分で終了し、以降はUMACA発売機のみの発売になるという。

 14日間の開催日中はさまざまなイベントを実施。7月28日は70thサンクスデー!フリーパスの日で入場無料となる。