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ウインブライト産駒がJRA初勝利

  • 2024年07月09日
  • JRA初勝利を記録したウインブライト
    JRA初勝利を記録したウインブライト
  • 現役時代は国内外の重賞競走に優勝
    現役時代は国内外の重賞競走に優勝
  • ステイゴールドの後継種牡馬として期待は大きい
    ステイゴールドの後継種牡馬として期待は大きい

 6月30日、第1回函館競馬8日目第1競走の2歳未勝利戦(右・芝1,200m)において、佐々木大輔騎手が騎乗したシュードタキライトが、1分10秒0のタイムで優勝し、ウインブライト産駒はJRA初勝利を飾った。

 父の産駒としてJRA初勝利をあげたシュードタキライトは、母がクイックメール、母の父がタイキシャトルという血統の牡の芦毛。所有はコロンバスサークル、管理は美浦の菊川正達厩舎、生産は新ひだか町静内目名にある岡田スタッドになる。

 2歳新種牡馬の産駒のJRA初勝利は、シスキン、ナダル、サートゥルナーリア、モズアスコット、タワーオブロンドンに続いて6頭目。ウインブライトにとっては、6頭がデビューし延べ10勝目でのうれしい初勝利となった。

 種牡馬としてJRA初勝利を飾ったウインブライトは、父がステイゴールド、母がサマーエタニティ、母の父がアドマイヤコジーンという10歳の芦毛。新冠町にあるコスモヴューファームの生産馬で、現役時代は国内外の中距離重賞競走で活躍。2019年の香港C(G1)、2019年の香港Qエリザベス二世C(G1)、2019年の中山記念(G2)、2018年の中山記念(G2)、2017年のスプリングS(G2)、2019年の中山金杯(G3)、2017年の福島記念(G3)という7つの重賞競走を含め24戦9勝2着3回の成績を残し、2019年にはJRA賞最優秀4歳以上牡馬のタイトルを獲得した。

 現役引退後の2021年から新冠町明和にあるビッグレッドファームにて種牡馬として供用をスタート。名種牡馬ステイゴールドの後継種牡馬として期待は大きく、種牡馬1年目は93頭と交配、2年目は80頭に交配、3年目は84頭に交配している。ファーストクロップの血統登録数は66頭。シュードタキライトの勝利の翌週には、第2回福島競馬3日目第2競走の2歳未勝利戦(芝・右1,800m)において、バセリーナが勝利し、はやくもJRA2勝目を記録した。2024年の種付料は、受胎条件1,200,000円(税込)(8月末日受胎確認後、9月末日迄支払い。フリーリターン特約付き)だった。