馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊がライディングヒルズ静内でうまとふれあい

  • 2024年07月04日
  • うまとのふれあい体験乗馬を楽しんだひだかうまキッズ探検隊2024
    うまとのふれあい体験乗馬を楽しんだひだかうまキッズ探検隊2024
  • 馬房掃除に精を出した
    馬房掃除に精を出した
  • 体験乗馬を楽しんだ
    体験乗馬を楽しんだ

 6月22日、新ひだか町教育委員会が主催、一般社団法人umanowaが企画・運営するひだかうまキッズ探検隊2024は、新ひだか町静内真歌にある乗馬施設「ライディングヒルズ静内」において、うまとのふれあいを楽しんだ。

 ひだかうまキッズ探検隊は、2017年からスタート。新ひだか町在住の小学3年生から6年生を対象とした、馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組みで、馬産地の馬事振興にも貢献している。

 6月に始まったひだかうまキッズ探検隊2024の取り組みは、今回が2回目。「うまとたくさんふれあって、うまと仲良くなろう!」をテーマに16人が集まった。

 探検隊が赴いたライディングヒルズ静内は、2001年10月に開場。クラブハウス、屋内運動場、20の馬房、5か所の洗い場などがある厩舎、2つの丸馬場、約4,900㎡の角馬場、4つの放牧地、トレッキングコースなどの施設を備えており、馬とのふれあいや乗馬を通しての情操教育、障がい者の体験乗馬による心身の機能回復、健康づくりや生涯学習、後継者育成など、教育・保健・福祉の向上に貢献する社会教育施設として管理運営をしている。普段は体験乗馬、乗馬レッスン、トレッキングなどを楽しむことができるほか、町内の小中学生や子供たちを対象にしたポニー体験乗馬や体験乗馬、ライディングヒルズ静内の設置目的や施設、馬の体の特徴や習性、馬の食べ物の説明、手入れ体験ができる馬のお仕事体験、ボロ取り、寝藁上げ、飼い葉桶洗いなどができる厩舎作業体験、ポニー馬車乗車、牧草やニンジンをあげるえさやり体験といったイベントも定期的に開催しているという。

 この日、探検隊の隊員は、ライディングヒルズ静内に繋養されるヒコ、チョコ、グーフィーという3頭を馬房掃除からスタート。慣れない手つきでほうきやフォークを使って寝藁などを片付けた。

 続いて、ヒコ、チョコ、グーフィーを馬装して屋内運動場に場所を移動。手綱の持ち方や発進と停止の方法を教えてもらい、体験乗馬を楽しんだ。子どもたちは普段とは違う馬上からの景色に興奮気味。馬とのコミュニケーションに笑顔を広げていた。