馬産地ニュース

胆振軽種馬農業協同組合青年部がセレクトセール上場馬視察研修を実施

  • 2024年07月04日
  • セレクトセール上場馬視察研修
    セレクトセール上場馬視察研修
  • 主催した胆振軽種馬農業協同組合青年部の岩崎義久部長
    主催した胆振軽種馬農業協同組合青年部の岩崎義久部長

  • 千葉県から参加した青年部一行
    千葉県から参加した青年部一行

 6月26日、胆振管内の軽種馬生産者で組織する胆振軽種馬農業協同組合青年部(岩崎義久部長)は、セレクトセール上場馬視察研修を実施した。

 この研修は同青年部の恒例行事。一般社団法人日本競走馬協会が、7月8日、9日に苫小牧市美沢にあるノーザンホースパーク特設会場にて開催するセレクトセール2024に上場される、社台グループの当歳馬、1歳馬を視察する研修で、毎年セレクトセール開催前の6月下旬に実施されている。今年は岩崎部長をはじめとした青年部員、青年部員が所属する牧場従業員に加え、下河辺博部長をはじめとした千葉県両総馬匹農業協同組合の青年部員も参加した。

 早朝から集まった参加者を前に、岩崎部長は「本日はお忙しいなか、お集まりいただきありがとうございます。また、社台グループのみなさまにおかれましては、お忙しいところ馬見せをご協力いただき感謝申し上げます。今年は千葉の方からも青年部のみなさまにお越しいただきました。交流する良い機会になればとおもいます」とあいさつ。下河辺部長は「本日は貴重な機会に同行させていただきありがとうございます。良い馬をたくさん見て勉強したいとおもいます」と抱負を述べた。

 一行は午前中に、千歳市東丘にある社台ファーム、安平町追分向陽にある追分ファーム、安平町東早来にある追分ファームリリーバレーを視察。続いて、苫小牧市美沢にあるノーザンホースパークで昼食を兼ねた交流会を実施。午後からは安平町早来富岡にあるノーザンファームYearling、安平町早来富岡にある白老ファームYearling、安平町早来源武にあるノーザンファームを駆け足で見て回った。

 当歳は、この世代が初年度産駒になるマカヒキ、エフフォーリア、ホットロッドチャーリー、サリオス、海外に繋養されるフライトライン、ガンランナー、リーディング上位のキズナ、ロードカナロア、エピファネイア、2歳新種牡馬のサートゥルナーリア、ナダル、シスキン、1歳はこの世代が初年度産駒になるコントレイル、クリソベリル、海外に繋養されるザラク、ジャスティファイ、エッセンシャルクオリティのほか、トーセンラー、ダイワメジャー、スクリーンヒーロー、キズナ、スワーヴリチャード、エピファネイア、ロードカナロアなど産駒を見学。それぞれの産駒の特徴や馬体などに注意を払った。