馬産地ニュース

ひだかうまキッズ探検隊2024の開講式が行われる

  • 2024年06月17日
  • 8年目を迎えたひだかうまキッズ探検隊の開講式
    8年目を迎えたひだかうまキッズ探検隊の開講式
  • 開講式に出席したひだかうまキッズ探検隊2024の隊員
    開講式に出席したひだかうまキッズ探検隊2024の隊員
  • 企画運営する一般社団法人umanowaの糸井いくみ代表
    企画運営する一般社団法人umanowaの糸井いくみ代表

 6月3日、新ひだか町教育委員会が主催し、新ひだか町静内御幸町にある一般社団法人umanowaが企画・運営する「ひだかうまキッズ探検隊2024」の開講式が、新ひだか町静内御幸町にある新ひだか町地域交流センターピュアプラザ2階サークル室において開催された。

 ひだかうまキッズ探検隊は、日高管内のさまざまな馬に関わる場所へ行き、自分の目で見て知ることができるプログラムを通して馬の歴史・文化・仕事を「見る・知る・学ぶ」取り組み。2017年から行われている。参加対象は新ひだか町内に住む小学校3年生から6年生まで。8年目を迎えた今年は21人が入隊した。

 開講式には18人の隊員と隊員の保護者が出席。隊員は探検隊の活動中に身につける自分の名札をつくり、保護者には年間プログラムの内容や注意事項が説明された。

 18人の隊員は氏名や学年を告げたあと「好きな学科は体育です」、「図工が好きです」、「好きな科目は音楽です」などと自己紹介。うまキッズの活動が待ちきれない様子で目を輝かせていた。

 開講式には活動を支援するイオン静内の磯村博康店長も出席。隊員にプログラムで使ってほしいと、バインダーを提供した。

 ひだかうまキッズ探検隊2024のプログラムは、開講式と修了式を含めて全10回を予定。6月から来年2月までに、新ひだか町静内真歌にあるライディングヒルズ静内、生産から育成、調教、種牡馬事業などを行う新冠町明和にあるビッグレッドファーム、調教育成技術者を養成している浦河町西舎にあるBTC軽種馬育成調教センター、日高町富川駒丘にあるホッカイドウ競馬が行われる門別競馬場、日高町緑町にある「ひだか・ホース・フレンズ」、国内の高等学校で唯一軽種馬を生産していることで有名な北海道静内農業高等学校、数多くの有名種牡馬を繋養しているアロースタッドとレックススタッド、どさんこが管理されている北海道大学北方生物圏フィールド科学センター静内研究牧場などを見学するプランがある。