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ノーザンホースパークでゴールデンウィークイベント開催

  • 2024年05月23日
  • ホースギャラリーで開催されたイクイノックス展
    ホースギャラリーで開催されたイクイノックス展
  • イクイノックスの貴重な記念品が展示された
    イクイノックスの貴重な記念品が展示された
  • 34点の写真が展示されたノーザンファーム名牝コレクション2024
    34点の写真が展示されたノーザンファーム名牝コレクション2024

 4月27日から5月6日までの10日間、苫小牧市美沢にある株式会社ノーザンホースパーク(吉田勝己代表取締役)は、ゴールデンウィークイベントを開催した。

 このイベントは、北の大地の北海道に新緑が芽吹きはじめ、桜が見ごろを迎えるゴールデンウィーク期間中に、馬とのふれあいや自然を活かしたアウトドアアクティビティを満喫できるもの。イベント期間中は桜も満開になり天候にも恵まれ、多くの観光客や家族連れが来場した。

 社台グループのレガシーがつまった資料館として人気がある「ホースギャラリー」では、特別展示として「イクイノックス展」を開催。2023年のジャパンC(G1)、天皇賞(秋)(G1)、宝塚記念(G1)、ドバイシーマクラシック(G1)、2022年の有馬記念(G1)、天皇賞(秋)(G1)などを制覇し、世界の競走馬の格付けとして名高い「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホースランキング」において、2023年に世界ランキング第一位に輝いたイクイノックスの、2022年と2023年のJRA賞年度代表馬受賞記念トロフィー、2022年の最優秀3歳牡馬受賞記念トロフィー、2023年の最優秀4歳以上牡馬受賞記念トロフィー、2023年ロンジン記念パネル、第64回宝塚記念(G1)優勝馬着やゼッケン、優勝レイ、宝塚市長賞トロフィーといった栄光の記念品がところ狭しと展示された。

 また、ゲストが立ち入り可能な厩舎では、ノーザンファームにて繋養されている、ふだんは見学できない繁殖牝馬の今を知ることができる、今春生まれた当歳や母馬の写真を展示した「ノーザンファーム名牝コレクション2024」を開催。2018年と2020年のJRA賞年度代表馬に輝いたアーモンドアイとその当歳、2021年の桜花賞(G1)などを制覇したソダシの現役引退後の姿、2012年と2014年のJRA賞年度代表馬に輝いたジェンティルドンナ、2019年の桜花賞(G1)などを制覇したグランアレグリアとその当歳、2023年の安田記念(G1)などを制覇したソングラインの現役引退後の姿、2022年のエリザベス女王杯(G1)などを制覇したジェラルディーナの現役引退後の姿、2017年のNHKマイルC(G1)などを制覇したアエロリットとその当歳などの写真34点が飾られた。

 ほかにもブラストワンピース、ウインドインハーヘア、ヴァーミリアン、キンシャサノキセキ、レインボーライン、ワールドエースといった引退競走馬たちの放牧風景を間近で見学できる「引退競走馬の放牧展示」や「ハッピー ポニーショー」のゴールデンウィーク特別ショーも実施。5月5日のこどもの日にはお子さま限定の抽選会も行われた。