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2024年のホッカイドウ競馬が開幕

  • 2024年04月24日
  • 4月17日に開幕したホッカイドウ競馬
    4月17日に開幕したホッカイドウ競馬
  • 騎手が出迎えるPhotoスポットも一新した
    騎手が出迎えるPhotoスポットも一新した
  • 開幕初日は開幕サンクスデーが行われた
    開幕初日は開幕サンクスデーが行われた

 4月17日、日高町富川駒丘にある門別競馬場において、2024年のホッカイドウ競馬が開幕した。

 本年度のホッカイドウ競馬は、1994年に旭川競馬場でスタートしたナイター競馬が30周年、また、2009年に門別競馬場で開幕したグランシャリオナイターが15周年と、ダブルで記念を迎える節目の年。開幕初日は開幕サンクスデーとして数多くのイベントを催した。

 開門は10時。14時からは開幕を記念して、入場門においてポッカサッポロ北海道株式会社の協賛により先着300人に「ホッカイドウ競馬2024レーシングカレンダー」と「北海道富良野ホップ炭酸水」をプレゼント。とねっこ広場特設セント内においては、先着200人に日高町の提供により「グリーンアスパラ」がプレゼントされた。

 16時からはポラリス☆スタンドJBCビジョン下において、当日購入の勝馬投票券500円以上提示を条件に、ナイターアニバーサリーグッズやホッカイドウ競馬オリジナルグッズが先着150人に当たる、ホッカイドウ競馬開幕記念抽選会を実施。とねっこ広場特設テント内では日高町のウマいもの「つぶ串」や「海産物」などを販売する日高町特産市が、パドック付近特設ブースでは、クレープや北海道産牛サガリ串、北海道産とり串などを販売するキッチンカーが出店した。

 門別競馬場へは、JR札幌駅発着、JR鵡川駅発着の無料送迎バスを予約制で運行。開幕初日の門別競馬場には1,200人以上のファンが来場し、約半年ぶりとなるホッカイドウ競馬に熱い歓声を送った。開幕初日の発売金額は、計画比166.52%、前年度対比124.16%の261,185,480円とスタートダッシュに成功した。

 2024年のホッカイドウ競馬は、4月17日から11月7日まで、毎週火・水・木を基本に、15開催84日間。全日程をグランシャリオナイターとして開催する。

 ホッカイドウ競馬2024公式アンバサダーには、昨年に続き元北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士さんが就任。TVCMや各種プロモーションを通して、ホッカイドウ競馬の魅力を全国へ発信する大役を務める。

 ホッカイドウ競馬オフィシャルサポーターには、「上杉専務」の愛称で親しまれ、北海道で絶大な人気を誇る上杉周大さんを起用。今年で第8弾となるホッカイドウ競馬オフィシャル応援ソング「ホラキラキラ」提供やイベントなどを通して、ホッカイドウ競馬を盛り上げるという。

 また、ナイター競馬30周年、クランシャリオナイター15周年を記念して、特設サイトの開設やグランシャリオナイター総選挙などの特別企画、周年記念イベント、キャンペーンを実施。馬産地にある門別競馬場では近隣自治体との連携を強化し、平取町協賛「びらとりday」、安平町協賛「安平町優駿の里パワフルデー」、日高町協賛「日高町DAY」、「日高町WEEK」、新冠町・新ひだか町協賛「新冠・新ひだか2デイズ」、浦河町協賛「浦河町DAY」も行われる。