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石川倭騎手の1,000勝達成表彰式が行われる

  • 2024年04月22日
  • 石川倭騎手の1,000勝達成表彰式
    石川倭騎手の1,000勝達成表彰式
  • 次は2,000勝を目指すと力強く明言した
    次は2,000勝を目指すと力強く明言した
  • 2023年はシルトプレで道営記念に優勝した
    2023年はシルトプレで道営記念に優勝した

 4月17日、2024年度のホッカイドウ競馬グランシャリオナイターが開幕した日高町富川駒丘にある門別競馬場の表彰式会場において、石川倭騎手の1,000勝達成表彰式が行われた。

 石川騎手は2023年12月17日、期間限定騎乗中だった佐賀県の佐賀競馬場で行われた第8競走の「来年はJBC2024佐賀・門別開催賞」において、1番人気のコスモセレナ(牡5歳、井樋明正厩舎)に騎乗し優勝。地方中央通算1,000勝を達成した。

 この日の第2競走本馬場入場後に行われた表彰式には、石川騎手、師匠の米川昇調教師、北海道調騎会角川秀樹会長、桑村真明騎手、松井伸也騎手、宮平鷹志騎手らが出席。北海道馬主会や北海道調騎会、北海道から1,000勝を祝福する記念品や花束が贈呈された。

 表彰された石川騎手は「このような表彰式を用意していただき、ありがとうございます。佐賀で1,000勝達成して、こちらにもどってきました。目標としては2,000勝を目指しています。これからもたくさんのご声援、よろしくお願いいたします。今日はありがとうございます」とあいさつ。取り囲んだファンからは「おめでとう」と1,000勝達成を祝う祝福の声が届けられた。

 石川騎手は1995年4月10日生まれ、富山県出身の29歳。2013年4月24日の門別競馬第4競走でカイオに騎乗してデビュー。2013年5月3日の門別競馬第4競走でアラマサアルデに騎乗し初勝利をあげた。2014年のイノセントCでコールサインゼロに騎乗し重賞初制覇。2015年にはフジノサムライで北海優駿に優勝。2021年にはラッキードリームでホッカイドウ競馬の3歳三冠を達成した。JBC2歳優駿(Jpn3)はラッキードリーム、ゴライコウで勝利。デビュー以来、オヤコダカ、アークヴィグラス、シルトプレ、ウルトラノホシなど多くの駿馬を重賞制覇に導き、ここまで重賞は41勝をあげている。2019年からは3年連続でリーディングジョッキーになり、近年はホッカイドウ競馬のオフシーズンには、佐賀県で騎乗。北へ南へ日本を縦断して各地で活躍している。