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門別競馬場で5回目の競走能力・発走調教検査が行われる

  • 2024年04月16日
  • ステッペンウルフの唯一の産駒になるゼロアワー
    ステッペンウルフの唯一の産駒になるゼロアワー
  • ブリーダーズゴールドジュニアCを制したシャルフジンの半妹
    ブリーダーズゴールドジュニアCを制したシャルフジンの半妹
  • 検査にはじめて騎乗した藤田凌駕騎手
    検査にはじめて騎乗した藤田凌駕騎手

 4月11日、ホッカイドウ競馬は日高町富川駒丘にある門別競馬場において、今年5回目となる競走能力・発走調教検査を行った。

 天候晴れ、良馬場のコンディションで行われた検査は全9競走行われ、2歳馬は35頭、3歳以上が13頭受検。2歳馬は32頭、3歳以上は12頭が合格した。

 2歳馬の一番時計は、第6競走に出走したゼロアワーで49.9秒。(有)新生ファームが所有、佐々木国明厩舎が管理する牝の鹿毛で、日高町富川東にある新生ファームの生産になる。

 ゼロアワーは、父がステッペンウルフ、母がステップフォード、母の父がフリオーソという血統。父のステッペンウルフは2018年にホッカイドウ競馬でデビューしたあと、2019年の京浜盃を制覇するなど12戦5勝2着2回3着3回の成績を残した。現役引退後の2021年に新生ファームで種牡馬入り。本年初年度産駒がデビューする2歳新種牡馬だが、初年度産駒はゼロアワーの1頭しかいない。

 2歳新種牡馬の産駒はほかにも、第2競走でノーブルミッション、第3競走でミスターメロディ、ルヴァンスレーヴ、第4競走でフォーウィールドライブ、第5競走でゴールドドリームが出走。また、第1競走にはホッカイドウ競馬でデビューし2021年のブリーダーズゴールドジュニアCを制覇した後、南関東へ移籍し2022年の京浜盃、雲取賞などを制覇したシャルフジンの半妹も姿を見せた。

 この日は4月にデビューを迎える新人の藤田凌駕騎手が初めて検査に騎乗。愛知県出身、小野望厩舎に所属する17歳の新人ジョッキーは、落ち着いた騎乗ぶりで騎乗馬をエスコートした。

 本年度のホッカイドウ競馬は4月17日に開幕。11月7日までの毎週火曜日・水曜日・木曜日を基本に、15回開催84日間全日程を門別競馬場においてナイター開催で行われる。開幕初日の17日は1着本賞金5,000,000円の2歳新馬戦、JRA認定競走スーパーフレッシュチャレンジ競走が組まれている。