門別競馬場で4回目の競走能力・発走調教検査が行われる
4月4日、ホッカイドウ競馬は日高町富川駒丘にある門別競馬場において、今年4回目となる競走能力・発走調教検査を行った。
天候曇り、良の馬場コンディションで行われた4回目の検査は、今年初めて本馬場で実施。2歳馬は46頭、3歳以上の馬は12頭の合計58頭が受検した。2歳馬は8競走、3歳以上は3競走組まれ、受検した58頭全頭が合格した。
2歳馬の一番時計は第3競走に出走したノブハッピーホースで49.4秒。好スタートから先手を奪うと最後の直線を余裕を持った手ごたえで駆け抜けた。
ノブハッピーホースは父が2歳新種牡馬のブルドッグボス、母がアイリスモレア、母の父がショウナンカンプという牡の鹿毛。2018年の京王杯2歳S(G2)で3着、函館2歳S(G3)で3着の実績があるカルリーノの半弟で、前田亘輝氏が所有し、田中淳司厩舎が管理する、浦河町にあるディアレストクラブの生産馬になる。
ほかの2歳新種牡馬では、第3競走でルヴァンスレーヴ、第4競走でオーヴァルエース、モズアスコット、ゴールドドリーム、第6競走でルヴァンスレーヴの産駒が受検。第6競走ではルヴァンスレーヴ産駒のフィールオーサムが1位入線した。
また、第7競走にはホッカイドウ競馬でデビューした後、2017年の東京プリンセス賞などを制覇したアンジュジョリーの2番仔になるリジェネレーションが、第8競走にはホッカイドウ競馬でデビューした後、2017年にジャパンダートダービー(Jpn1)、東京ダービーなどを制覇してNAR年度代表馬とNAR3歳最優秀馬を受賞したヒガシウィルウィンの半弟になるブリスタイムも出走。2頭とも期待を抱かせる走りで1位入線した。
本年度のホッカイドウ競馬は、15回開催84日間の日程で302競走の2歳戦を計画。2歳のダートグレード競走はJBC2歳優駿(Jpn3)、エーデルワイス賞(Jpn3)の2競走、JRA重賞級認定競走はネクストスター門別の1競走、JRA上級認定競走は1着本賞金10,000,000円のサンライズCを含め全20競走、JRA認定競走は1着本賞金5,000,000円のスーパーフレッシュチャレンジを含め最大90競走を予定している。