門別競馬場でホッカイドウ競馬の3回目の競走能力・発走調教検査
3月28日、ホッカイドウ競馬は日高町富川駒丘にある門別競馬場において、今年3回目となる競走能力・発走調教検査を行った。
天候晴れ、良の馬場コンディションで行われた3回目の検査は、第1回、第2回と同様、内走路で実施。2歳馬33頭、3歳馬10頭、4歳馬2頭の合計45頭が検査に臨んだ。2歳馬は6競走、3歳馬以上は3競走の合計9競走実施。2歳馬は受検した33頭全頭が基準タイムの57.0秒以内で800mを駆け抜けて見事合格を果たした。
この日の2歳馬の一番時計は、第3競走に出走したエレファントランで50.6秒。岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて好スタートを切ると、そのまま先手を奪い最後の直線ではさらに後続を突き放し入線した。
エレファントランは父がニューイヤーズデイ、母がフルオブグレース、母の父がヴィクトワールピサという栗毛の牡馬。吉田照哉氏が所有、柳澤好美厩舎が管理する、白老町社台にある(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、近親には2010年のジャパンダートダービー(Jpn1)を制覇したマグニフィカがいる。
フレッシュマンサイアーでは、第3競走にタワーオブロンドン産駒のサンカリプソ、第4競走にルヴァンスレーヴ産駒のサイジングが出走。また第5競走には2014年の北海優駿優勝馬ヤマノミラクル、ホッカイドウ競馬でデビューし2018年の羽田盃などを制覇したヤマノファイトの半弟となるヤマノファルコンも出走し、軽快なフットワークを披露した。
検査の模様は、公式ホッカイドウ競馬LIVE「なまちゃき」(You Tube)において、LIVE中継を配信。タイトルは、ホッカイドウ競馬【門別競馬場】能力検査LIVEで、放送日時は能力検査当日の第1競走発走の30分前からとなる。さらに、場外発売所営業時間内における能力検査はスタンド内で一般見学が可能になっている。
なお、4回目の能力検査は4月4日に実施される。