浦河高校写真部BTCフォトコンテスト作品を展示
3月6日から3月26日、浦河町大通にある浦河町立総合文化会館1階玄関ホール(図書館入口付近)において、北海道浦河高等学校(齊藤雄大校長)写真部(部員33名)が浦河町西舎にある公益財団法人軽種馬育成調教センター(BTC、草野広実理事長)で開催した「第7回浦河高校写真部BTCフォトコンテスト」の写真展示が行われた。
BTCは2017年から浦河高等学校写真部によるBTCフォトコンテストを開催。2024年に行われた第7回コンテストは、5月から9月の土曜日や祝日、夏休み期間中を利用して、BTC調教場内やBTC研修施設で撮影されたという。
コンテストではBTC役職員の投票により「理事長賞」1点と「優秀賞」2点を選定。さらに特別賞として「JRA日高育成牧場賞と「日高振興局賞」を選び、合計5点を入賞とし撮影者を表彰した。
期間中は5点の入賞作品を含めた23作品を展示。「理事長賞」を授賞した近藤夕日さん(2年生)の作品「ひとり遊び」は、放牧地の水たまりで遊ぶ馬の姿をとらえている。ほかにも笑顔で馬にまたがる牧場スタッフの様子、2頭の馬が頭を寄せ合って草をはぐくむ姿、グラス馬場をさっそうと駆けていく集団調教の様子、屋内坂路馬場を駆け上がってくる人馬の姿など、どれも個性豊かな力作ぞろいだ。
浦河高等学校写真部は2015年に写真同好会として設立。1年次生5名でスタートを切り、最初はカメラの操作方法や撮影技術、構図のとらえ方などに苦労したが、学校内での活動(校舎風景、部活動、学校行事などの撮影)に加えて、浦河町や近隣町村の風景、産業、町民などの撮影を通してじょじょに力をつけ、2017年には部員が20名近くになり写真部として昇格を果たした。部昇格後も、個々の感性や技術力を磨きながら、撮影や作品づくりを継続し、「撮りたいと思ったものを撮る」、その撮りたい一瞬を見つけるため、積極的に被写体を探し作品づくりに励んでいる。
令和5年は写真甲子園2023で北海道ブロック代表決定予選準決勝進出、高文連苫小牧支部出品193において最優秀賞のほか、2つの優秀賞、6つの入選、3つの佳作を授賞、高文連前同大会には1つの入選と4つの佳作を授賞した。