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サリオスの初年度産駒が誕生

  • 2024年03月25日
  • アスランで生まれたサリオスの初年度産駒
    アスランで生まれたサリオスの初年度産駒
  • 母はアルゼンチンの重賞勝ち馬
    母はアルゼンチンの重賞勝ち馬
  • 父に似た好馬体はひときわ目を引く
    父に似た好馬体はひときわ目を引く

 苫小牧市樽前にあるアスランにおいて、昨年から安平町早来源武にある社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送るサリオスの初年度産駒が誕生した。

 その産駒は2月2日に生まれた黒鹿毛の牝馬。母はアルゼンチンで2017年のアンドレスSトーレス賞(G3)を制覇し、ルイスMカンポス将軍賞(G2)やラウルアリステギ賞(G2)で3着になったフーイズフーになる。

 アスランの菅沼聡場長は「この母親の子どもはムキムキに生まれてくるタイプが多いのですが、この子はサリオスに似てスラっとした曲線美で生まれてきました。小柄な母親なのでフレームのあるサリオスを選びました。生まれてきたときは55.5kgありました。生まれてからも順調に成長してます。毎日目を細めて見ています」と話した。

 明けて7歳になったサリオスは、父がハーツクライ、母がサロミナ、母の父がロミタスという栗毛。母は2012年の独オークス(G1)馬で、半姉には2020年のアイルランドT府中牝馬S(G2)を制覇し、有馬記念(G1)、エリザベス女王杯(G1)で2着になったサラキアがいる。

 サリオスの競走成績は15戦5勝2着2回3着2回。有限会社シルクが所有、美浦の堀宣行厩舎が管理し、2019年6月の2歳新馬戦でデビュー。見事デビュー勝ちを収めると続くサウジアラビアRC(G3)を1分32秒7という2歳コースレコードで駆け抜け重賞初制覇を飾った。さらに暮れの朝日杯フューチュリティS(G1)を1分33秒0のレースレコードで制覇しG1初制覇とデビューから無傷の3連勝を成し遂げた。

 無観客開催となった2020年の皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)は、ともにコントレイルの2着。秋には初の古馬相手となった毎日王冠(G2)を制覇した。古馬になってからは2021年の香港マイル(G1)で3着になり世界の強豪を相手に実力を証明。2022年は安田記念(G1)で勝ったソングラインとタイム差なしの3着に肉薄し、秋には毎日王冠(G2)を1分44.1秒のコースレコードで駆け抜けて2度目の制覇を果たした。

 昨年の種付頭数は176頭。2024年の種付料は受胎条件2,000,000円に設定されているが満口となっている。